紗夜
死んだ方が…
千尋
さーちゃん!!!!!
紗夜
え?
千尋
グイッ
紗夜
ドサッ
紗夜
っっ…
千尋
危ないよ!!あんなところで何してたの!落ちたら死んじゃうよ!
紗夜
死にたいの!!
千尋
っえ?
紗夜
っだから、死にたいんだってば!
千尋
え、なんで?
紗夜
私は!もう、辛いの!疲れたの!
千尋
…
紗夜
もう、嫌なの!
千尋
何、が?
紗夜
もう、千尋のことを好きでいるのが嫌なの!!
千尋
え…?
紗夜
っは!
千尋
好き?さーちゃんが、オレを?
紗夜
っち、ちがう!
紗夜
離して!
千尋
ダメ!ちゃんと話して!さーちゃん!
紗夜
離してってば!!
千尋
聞いて!さーちゃん!
紗夜
っ、
千尋
好き、だったの?
紗夜
っ…そ、うよ。
千尋
…そっか。でも、ごめん。
ズキン
紗夜
わかってるわ。千尋には彼女がいるから。
千尋
うん
千尋
でもオレさーちゃんとはこれからも友達でいたい。
紗夜
う、ん。
千尋
オレを好きになってくれて、ありがとう。
紗夜
っエヘヘ、ありがとう、か、ありがとうは、私の方なのになー
千尋
どうして?
紗夜
私の好きな人でいてくれてありがとう。
千尋
ふっどういたしまして。
紗夜
さ、千尋。彼女さんのとこ、行ってきな。ほったらかして来たんでしょう?私ならもう大丈夫だから。もう吹っ切れたから。
千尋
そう?本当?
紗夜
本当。
千尋
そ、っか。わかった!じゃ、またね!
紗夜
うん!
紗夜
さよなら。
さようなら。
紗夜
カシャン
千尋。
紗夜
ドサッ
生徒1
きゃーーーー!
生徒2
人が落ちて来たぞ!!
生徒3
救急車!
生徒1
先生!
生徒2
おい!誰か!
先生1
早く!救急車を!
先生2
今電話してます!
先生1
早く!
あぁ。やっぱり好きだよ千尋。あなたに思いを伝えて良かった。でも、私もう限界なの。あなたを好きでいることも、あなたと一緒にいることも。辛いの。だから、
永遠の、〝さよなら〟です。
ごめんね、千尋。
ごめんね、好きです。
作者です^ ^
いや〜疲れました(^_^;)ここまで続くとは思っていなくて。最後強引になってしまいましたが、一応完結となります。きっとまだ納得できない人いると思うので、番外編として続き描くかもしれません。まだ内容は決まってはおりませんが紗夜は結局亡くなってしまうのか、その後の千尋と日鞠、さらに泪や、怜のことももっとしっかり描きたいので時間はかかると思いますが心優しい方はまた〝ごめんね、好きです。〟を覗いてくださると幸いです。
お疲れの中、長々と失礼しました。では。






