テラーノベルの小説コンテスト第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

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ハンドレ物語　頭のいい少女の過去と他のハウスとの話

第13話 - 「隠れた闇の網」　前編

2025年02月20日

#ハンドレ

#ハンドレッドノート

#物語

#オリキャラ

海野雫☆🦅🦉🪿👑🩷

莉衣

こんにちは！

莉衣

今回から計2話は、私達のハウスのバランスや中がまだ良かったころの事件です

莉衣

結構私や記録者の二人の身にも危険が迫ってきて、怖かった覚えがあるよ…

莉衣

しかも、火事、殺人…

莉衣

色々と物騒だったなぁ…

莉衣

でも、

莉衣

推しの先輩ハウスの方々に出会えて、幸せだったなぁ…

莉衣

今日も、事件はないね〜

清華

そだね〜

杏奈

逆に暇だけどねw

ミス

な〜

莉衣

あ、ミスだ

ミス

事件依頼です

莉衣

ミス、依頼内容は？

ミス

はい。
推定項目、殺人
被害、一名
状況、謎の探偵一人と少女
依頼要件、早急な事件解決

莉衣

早急な…？

莉衣

どういうこと…？

清華

わからない

杏奈

それ、結構キーなんかな…？

清華

危険な人物、とか…？

莉衣

ねえミス。犯人の人数とか、決定してる？

ミス

回答、肯定。
犯人の人数は一人である、と警察が推理しています

莉衣

へぇ…

莉衣

ミス、ありがとう

莉衣

とりあえず、ミス、詳細のチップくれる？

莉衣

…

莉衣

…ふぅん。

莉衣

なんで、そこには探偵がいるのかな？

杏奈

莉衣、なんかわかる？

莉衣

なんとなくは、ね。

莉衣

でも一応現場検証は頼んでおこうかな

莉衣

私の仮説の証拠を見つけ出したいからね

清華

オッケー！

清華

例の異能、見せてね！

莉衣

時間があれば、ね。

杏奈

時間？なんだそりゃ

莉衣

まあ、とにかく急ぎめに現場検証を任せようかな

莉衣

格闘技、少しでもできたら準備体操しておいてね

莉衣

絶対に。

杏奈

…？

清華

…？ま、まあ、すればいいのかな…？

杏奈

だな。

杏奈

よしっ！行ってくるんだぜ！

莉衣

うん！

莉衣

任せたよ！

（莉衣とはビデオ通話をしています）

杏奈

ついたよー！

莉衣

OK！

莉衣

誰か、いる？

清華

探偵の格好をした人が一名

清華

あと、

杏奈

白いワンピースを身にまとった長い黒髪の少女が一名

莉衣

OK！

莉衣

ねえ、

莉衣

その人達に話を今聞くことってできそう？

清華

…

杏奈

こんにちは。ネストのsecret GULLの記録者、前田杏奈です。

杏奈

ちょっとお話お伺いしてもいいですか？

探偵…？

ああ、いいですよ。

探偵…？

僕も探偵のものでして。

杏奈

へぇ…ハウス名、なんですか？

探偵…？

僕、ネストの探偵ではないんですよ💦

清華

…え？

莉衣

ちょっ清華、静かに💦

探偵…？

今、なんかおっしゃいました？

莉衣

いいえ、何も。

莉衣

私、ネストのsecret GULLの探偵の莉衣と申すのですが、うちのハウスのもう一人の記録者の清華が少々先程私とのビデオ通話の通信がおかしくなった時に驚きで声を出してしまったようで、注意をさせていただいただけです。（もちろん嘘⭐︎）（本当は、ネストは「統一名探偵事務所」という名前からもわかるように、
TOKYOCITYの探偵は少なくとも全員ネストの探偵なのに、ネストの探偵ではない、と言ったことに違和感を感じた精華が誤って声を出してしまったから注意した。）

探偵…？

…ふぅん…

探偵…？

（確かにさっきこの黒髪の記録者？さん、「え？」って言ってたからな…）

探偵…？

（嘘はついていない、か）

莉衣

（察した）

莉衣

（こいつ、記憶力がなかなかいいぞ…）

探偵…？

お気になさらず

探偵…？

さあ、話を続けますね。

杏奈

はい。お願いします

探偵…？

先ほども言った通り、僕はネストの探偵ではありません。

探偵…？

でも、地元での事件をしっかりとすべて解決して、犯人も全員警察に引き渡しているので、探偵です。

杏奈

（あ？理解ができんなぁ）

杏奈

要するに、事件を解決できる、探偵ということですね

探偵…？

はい。もちろんです

莉衣

一つ質問です。

莉衣

その「地元」というのは、TOKYOCITY内ですか？

探偵…？

ええ。もちろんです。

探偵…？

その中の僕の住む町で、結構住民達に言われるんです。

探偵…？

「ネストの探偵よりも頭が良いねぇ」や、「あんたの方が探偵かもね」と。

莉衣

（確かに、聞いたことがある。）

莉衣

（確か、私たちの事務所がある館田町の隣町のだったけ。）

莉衣

（序列95位のネストの探偵事務所があるけれど、）

莉衣

（絶対にアグリーダック（序列100位）の方が頭がいいし、ましてや100位にも満たないんじゃないか、ってくらいだって。）

莉衣

（そして、）

莉衣

（その町に住むとある男性住民はすごい推理をするっていう。）

莉衣

（一旦、この人の言うことを信じてみよう。）

莉衣

（絶対に話の途中で違和感が出てくるはずだから）

莉衣

…

探偵…？

おや、なんか考え込んでいる、ということはご存知ですか？

探偵…？

僕を。

莉衣

…はい。

莉衣

風のたよりですが、聞いたことはありますので。

莉衣

ちなみに、町の名前は？

探偵…？

おや。存じ上げている割には知らないことも多いのですね。

莉衣

…では、質問を変えますね。

莉衣

私たちのハウスが事務所を構えている町は、ご存知ですか？

探偵…？

ええ。裏覚えではありますが。

探偵…？

確か、なんとか町、だったような。

莉衣

その「なんとか」を聞いているのです。

探偵…？

確か…

ギランっ 💫

莉衣

⁉︎

探偵…？

…館田町、ですか？

莉衣

はい。そうです

莉衣

（今の、何…？）

莉衣

（まさか、この人…）

異能持ち…？

探偵…？

なぜ聞いたのですか？

探偵…？

まさか、僕の地位を疑って？

莉衣

…いいえ。でも、一応聞いておきたかったのです。

記憶力、少し良いように見えまして。

探偵…？

…

探偵…？

さすが序列上位の探偵さん。

探偵…？

よく分かりましたね。

探偵…？

スワロウテイルはご存知ですよね。

莉衣

はい、推しです。

探偵…？

そのハウs…って、推し⁉︎

莉衣

はい。そうですが？

莉衣

…おっと、話が逸れるところでしたね。…話を続けてください。

探偵…？

…は、はい。

探偵…？

そのハウスの恵美まどかさんは、ご存知ですよね？

莉衣

はい。推しの一人です。

探偵…？

は、はい…？（;;°ω°）

莉衣

ｳｽﾞｳｽﾞ…

探偵…？

そ、それで、その方が持っている異能n…

莉衣

記憶の天才、ですよね！✨

莉衣

そのお方、恵美まどか様の能力がどうかしたのですかっ

探偵…？

…え、えと…

清華

リ、莉衣…？

杏奈

すみませんね💦内の探偵、他のハウスのネストの探偵や記録者のこととなると、後輩先輩問わず彼らの魅力を語り始めちゃう癖がありまして…

探偵…？

…は、はあ…？

探偵…？

…そ、その異能よりは能力は低いですが、少々記憶力は良いものでして。

莉衣

…ｯ‼︎(°_°)（我に返った）

莉衣

…えーと、でなんでしたっけ💦

莉衣

その恵美まどか様の能力には劣っているけど、記憶力が少々良い、でしたっけ💦

杏奈

（莉衣、話聞いてたんかいw）

清華

（演技うま✨）

探偵…？

え、ええ。そうです。

探偵…？

それで、僕の地元の町の名前は、わかったのですか？

探偵…？

…いや、wもう最初からわかっていたんじゃないですか？w

莉衣

…

莉衣

あなた、本当にただの探偵ですか？

探偵…？

…ほぅ、ただの、とは？

莉衣

今言った通りですよ。

莉衣

元々なんの職業でしたのかな、と思いましてね。

莉衣

そして、なぜその職業を辞めたのでしょう、と思いまして。

探偵…？

…

莉衣

（この人、結構手強いかもしれない）

莉衣

（一度有利になったと思えば、すぐに行き詰まるような質問を投げてくる）

莉衣

（…いや、待て。落ち着け、莉衣。）

莉衣

（このまま一進一退を繰り返していたら、次の被害者は、）

莉衣

（私だ。）

莉衣

ふぅ、疲れた。

清華

莉衣があんなに慌てているところ、初めて見たかもしれない

杏奈

それな。

莉衣

ちょっとね。

莉衣

もしかしたら、＿＿＿＿かもって思ってね。

莉衣

でも、一つ謝りたい

清華

ん？どうしたの？

莉衣

白いワンピースの人、逃しちゃってごめんね。

清華

ううん、大丈夫だよ。

清華

あの人、絶対にまたくるから。

莉衣

あと、お願いがあるんだけど、

杏奈

うん？

莉衣

今度の現場検証の時、記録者は一人にして、もう一人は私と一緒に事務所にいて欲しい

莉衣

それか、ホークアイズの人を呼ぶよ。

清華

ごめん💦一人での現場検証は、

杏奈

あたしも、

清華

私も

杏奈

嫌なんだぞ

莉衣

はぁ…（溜息）じゃあ、ホークアイズの方々を呼ぶよ…

杏奈

とか言いつつも嬉しい癖にw

莉衣

ギクっ

清華

ホークアイズの方々も莉衣推してるもんね…。

杏奈

言っとくけど、彼ら後輩だよ…？

莉衣

とか言いつつ清華は踏分様とアグリーダックの方々を、
杏奈はまどか様とアグリーダックの方々を推してるでしょ

清華

ギクッ

杏奈

ギクギクッ

莉衣

…おっと、話を戻すね💦

杏奈

ところで、なんで今回はそんなことを言ったんだ？

莉衣

…なんかね、

莉衣

私、多分命を狙われている

清華

え⁉︎

清華

莉衣ちゃんが⁉︎

莉衣

さっき言った通り、彼と私は多分、いや、絶対＿＿＿なのよ。

清華

…でも、なんd…

莉衣

きっと、私のネスト所属が気に入らないんだよ。

莉衣

それで、事件を起こしたんじゃないかってね。

清華

…なんとなく、わかった。

杏奈

よーするにっ

杏奈

そいつが莉衣をやりに来るかもってことな。

清華

じゃ、じゃあ、もう一人の白いワンピースの少女は？

莉衣

彼女は…わからない。

ミス

なー💦

莉衣

ミス？どうしたの？

ミス

回答、早急な事務所への帰宅

莉衣

ﾋﾔｯ…え？

杏奈

莉衣！うしろっ

そこには＿＿

探偵…？

よぉ、さっきぶりだなぁ？

探偵…？

俺をなぁに犯人扱いしてやがるw

杏奈

…ﾊｯ

杏奈

莉衣、逃げて！

杏奈

こいつ、刃物持ってやがるっ

探偵…？

？そこのお嬢さん、よくわかったねえ？w

莉衣

わわっ

杏奈

ぎゃっ

清華

杏奈っ

莉衣

私が杏奈を抱いて走る。

莉衣

清華は早く事務所にっ

杏奈

うぅっ…

清華

えっでも、それじゃあ莉衣ちゃんがっ

莉衣

知ってるでしょっ

莉衣

私の足の速さっ

莉衣

あと体力っ

清華

…そうかっそうだねっ

清華

じゃあ、そうするっ

清華

…で、ああすればいいよねっ

莉衣

うんっそうすればいいっ

探偵…？

さっきからこそあど言葉が多くてムカつくなあ？

探偵…？

この目の前からやっちゃいたいんだけどぉ？

莉衣

わわっ

走った追いつかれるまい、と。一生懸命、走った自分の身を守るため＿＿

それでも＿＿

清華

わっ

ｼｬｯ

清華

痛っ

清華が、刺されてはいないものの、傷を負った

莉衣

…だめだ、もう…

莉衣

このままじゃ、追いつかr…

莉衣

…だめだ、走りすぎて…意識が…

右手

よっと、

仁

…こっちもか。

通行人

いっ119っ

莉衣

…う、うーん…

仁

目を覚ましたか、莉衣。

右手

覚ましたようですね、司馬仁。

仁

まさかナイトアウルの星喰右手に会うとはな。

莉衣

あれ、ここはああああって、星喰右手様と司馬仁様っ⁉︎

仁

とは言っても莉衣、お前のハウスの方が序列上だろ…（呆れ）

右手

様、とは。光栄です。

莉衣

尊い尊い尊い尊い尊い尊い尊い尊い…ｸﾞﾊｯ

仁

おーきーろっ

莉衣

はわわわわわわわわ…

清華

う、うーん…って、莉衣ちゃん⁉︎何尊きお方たちとイチャイチャしているのですっ⁉︎

莉衣

あーっとえーっと…

右手

（それにしても、莉衣さん、やはり噂の通りですね。）

右手

（美人です…。）

仁

（莉衣、やはりか。）

仁

（なんでこんなに可愛いんだよ…）

杏奈

う、うーん…

杏奈

…って莉衣。これは一体どういう状況なのですか💦

莉衣

あ、えーっと…

清華

あとで、

杏奈

事件解決後に、

莉衣

お、お話ししますっ

その後、仁たちと別れを告げた莉衣たちは、もう一度現場検証をすることにした。

ところが＿＿

その現場は…

（現在、現場視点です）（莉衣はモニター越しです）

莉衣

杏奈、なんか焚き火でも近くでしているの？

杏奈

違う、そのっ

清華

燃えてるっ

清華

例のげんばがっ

莉衣

もしかして…火事…⁉︎

真っ赤な炎に包まれていた。

莉衣

その様子、カメラで写してっ

莉衣

…え…？

莉衣

この炎の様子…さっき点火された感じだ…

そう、そして…

莉衣

火元、入り口…

莉衣

ってことは、もしかして…

杏奈と清華、莉衣の考えは一致した

一番起こってほしくなかったことが今この場で起こってしまっているのだ

莉衣

…うん、だよね、二人とも。

杏奈

これは明らかに放火で、

清華

この放火は、

莉衣

私たちへの威嚇、そして

今まさに私たちをやろうとしているのだ…

莉衣

…二人ともっ気をつけてっ

莉衣

少しでもきらりと反射したものが見えたら、
PM（ポリスマン。警察。）に応援要請をするか、
ナイトアウルに連絡をっ

清華

ナ､ナイトアウル…？

杏奈

なぜそのハウスなんだ？

莉衣

起こってほしくなかったけど、一応予想はしていたから、ホークアイズの司馬仁を私が今いるsecret GULLの事務所に、ナイトアウル、特に星喰兄弟には緊急時にすぐに動いてもらえるように、連絡をすでにとっている。でも、左手様はどうしてもこれないみたいだから、ナイトアウルだと今のところは右手様だけかな？OK貰えているのは。

杏奈

え、用意周到すぎるって…尊敬…

清華

OK！じゃあ、そうするよ！

莉衣

うん。できればぜひそうして欲しい。

莉衣

これは、私たち一ハウスがやるには、事件が大きすぎるよ…

莉衣

あと、私の予定だt…

その時っ

莉衣のいる事務所にも騒動が起こった

ズシャッ

莉衣

キャッ

仁

ｲｯﾀ（腕に少し深い傷を負う）

仁

おっと、

仁

莉衣には指一本も触れさせない。

⚪️

ﾁｯ

仁

やはりか。

仁

本当はお前だったんだな。

仁

刃物を持っていたのは。

仁

あの時、探偵の格好をした人が刃物？を持って追いかけている時、あいつは黒髪の記録者の方なんか見てもいなかったのになんか刃が命中してたからおかしいと思ったんだ。

仁

あの時たまたま近くにいた恵美まどかに記憶を再生してもらったところ、やはりそうだった

仁

あの黒髪記録者に傷をつけたのはお前だろう。

⚪️

…

⚪️

…

ｼｭｯ（刃物を振り上げる）

莉衣

ﾋｬｯ

仁

莉衣、お前に傷なんて一つたりとも負わせないからな。

仁

…ｼｭｯ（刃物女を取り押さえた）

⚪️

…ｯ

（現在、事務所視点です。）（杏奈と清華はモニター越しです。）

清華

莉衣ちゃん⁉︎大丈夫⁉︎

莉衣

う、うん、一応。

莉衣

仁様が助けてくれてる、今。

杏奈

刃物持ってるやつは誰だ。

莉衣

やっぱり、女性だった。

杏奈

…は？

清華

あの人が？

莉衣

うん。

清華

じゃああの探偵（？）は…

莉衣

多分君たち二人はヤらないと思う。でも警戒はしておいてね。

杏奈

な、なんで…

なんで、莉衣だけが狙われるの＿＿

杏奈

…あ！

莉衣

？杏奈、どした？

杏奈

炎の中に走れば進めそうな小道があった！

清華

…あ！ほんとだっとびらに続いているねっ

杏奈

行ってみる！

莉衣

警戒、緩めないようにね。

莉衣

この事件、私たちの想像をはるかに超えた物騒さを持っているよ…

莉衣

今すぐにも解決しちゃいたい。

莉衣

怖い、よ…

清華

莉衣ちゃん…

杏奈

莉衣…

清華

…よしっ私、頑張ってくる！

杏奈

あたしもっ

杏奈

待っててね！

清華

仁様と♡

莉衣

ちょちょちょちょっと///

（仁は莉衣と一緒に事務所にいるので、モニター越し、です。）

仁

莉衣？どうしたのか？（照れてる…だからなんでこんなに可愛いんだよっ）

莉衣

い、いやっなんでもない///

杏奈

（なーに事件の途中で照れてんだよ///、探偵…）

ｻｻｯ

清華

…ﾋﾟｸｯ

清華

音、聞こえた

杏奈

何？

清華

扉の方に、いる

清華

多分、探偵（？）だと思う

杏奈

OK、行くか。

ｶﾁｯ

清華

…あ、まって、これって…

杏奈

清華、どうしたの？

清華

だんだんと息が苦しくなってくる…

清華

酸素が、追い出されているんだ…

杏奈

た、確かに…

清華

これって…

杏奈

二度にわたる放火、だ…っ

清華

やば、逃げないt…

杏奈

わっもう煙くなってきt…

杏奈

ゲホッｹﾞﾎｹﾞﾎｯ

清華

クラクラ…🌀

右手

…確か、莉衣さんから連絡が会ったのはこの場所。

右手

…おっと、来たそばから気絶している二人の記録者を発見しました。

右手

とりあえず、外に運び出して、綺麗な空気を吸わせましょうか。

二人、意識を取り戻す

清華

わわっ、右手様、申し訳ないです…

杏奈

すみません💦

右手

いいえ、莉衣さんに頼まれたものでして。「二人が煙で辛くなっていないか心配だ。行ってくれませんか。」とね。

右手

…おっと、詳しい話はまた後で。今はあの探偵らしき者を捕まえるのが先でしたね。

右手

…よっと、

探偵…？

…クソッなんで部外者が居やがるっ

探偵…？

あの探偵はいないのかよっ💢！

莉衣

…（やっぱりね…）

莉衣

（私の命、狙ってたんだな…）

帰り道…

莉衣

こ、今回はその…色々と迷惑をおかけして、もうしわけないです…しかも後輩にぃ…

右手

いえいえ、とんでもない。

仁

別に。

右手

あの後、あの二人は我々が警察に提出しましたので、ご安心を。

莉衣

ありがとう。

莉衣

でも、妙なんだよね。

仁

…あ“？何がだ？

莉衣

あの二人、絶対接点なんてないのに…

右手

…

杏奈

莉衣、これは、私にもわかるよ。

莉衣

…やっぱり、アレ、だよね。

清華

う、うん…

清華

危険だよね、アレ。

清華

ってか、ここってネオン街でh…

莉衣

踏分様に会いたい清華は置いておいて、

ｸﾙｯ（莉衣が仁達の方を向く）

莉衣

今から、私と仁様、右手様の3人で健三様のところに会いに行きませんか♡

仁

…ｷｭﾝ

仁

行ってやらないことも、ない///

右手

行きましょうか？

杏奈

…わわわわっ

清華

莉衣だけずるいっ

杏奈

わわわわたしたちもっ

仁

すまない。

仁

莉衣を独り占めするチャンスなんだ。

清華

…え、仁、様…？

莉衣

（聞こえていなかった）？どーしたのー？

莉衣

早く行きましょうよっ

莉衣

…あ、記録者の二人は、レポートを提出し終わったら事務所にいて欲しい

莉衣

きちんと全ての窓、ドアを施錠して、ね。

莉衣

後、

莉衣

私が帰ってくる時、

莉衣

「推しが尊かった♡」っていうから、それを合言葉だと思って。

莉衣

そして、もしもその合言葉がバレてたら、

莉衣

私の推しのハウスについて言及しといて。

莉衣

もしも私なら全て正確に答えられているはずだから。

清華

OK！

杏奈

要は、防犯しっかりしろってことやな！任せとき！

莉衣

仁様、右手様♡その…スワロウテイルってどこら辺に事務所があるのですか？

仁

…俺は知らん。
（莉衣を健三に会わせずに、仁一人で莉衣を独り占めしたいから嘘言ってる）

右手

ええ、私もです。（普通に忘れている。）

一方、二人は…

杏奈

ふぅ、やっと解決かな…？

清華

連続〇〇魔とかじゃないといいけど

杏奈

でも、もう犯人捕まってるよ？

清華

さっきも言ったけど、＿＿＿＿＿＿の可能性もあるから、まだ油断はできない。

清華

でも、多分あの探偵っぽい人が「オヤ」だと思うんだ。

杏奈

あーね。

この時、彼らは思いもしなかった

このあと、何が起こるか、なんて…

刑事とか

それで、お前はどうしてこんなことをしたんだ？

探偵…？

…それ、しりたい？

刑事とか

ああ。

刑事とか

動機、というのだろうか。

刑事とか

それを、聞きたいんだ。

刑事とか

次なる被害者を増やさないために、

刑事とか

そして、

刑事とか

君を少しでも救うために

探偵…？

…

あははははははは

刑事とか

お前…？

刑事とか

何が面白いんだ？

探偵…？

だって、

探偵…？

正義ぶってんじゃん？w

刑事とか

💢そんなことないですよ(^^)(^^)。

探偵…？

でも、教えてやらないこともなくてよw

探偵…？

あれを使ったんだよw

この作品はいかがでしたか？

1件

この事件の真相、今話題？の恐ろしいのが関係しています…

海野雫☆🦅🦉🪿👑🩷

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