ピンポーン
赤
あるひ、ピンポンなった
橙にぃトイレ行ってていなかった
だからおれがでる!
赤
赤
赤
青
青
赤
赤
赤
青
にぃに?
そんなお顔青くなってどうしたの?
青
僕は驚いた
今までは見せなかった、キラキラな笑顔
赤は大人びていた
…大人にならざるを得なかった
だからこそ、
あんなに大人だった
小6の弟
が、ここまで幼くなっていることに。
僕が何者なのか、
どうしてここにいるのか
先にそれらから説明していこうと思う
これは少し前に遡る
僕の名前は青
今は高校3年で
赤の実のお兄ちゃん
これは、赤が生まれる前の話
母
青
この時僕は5歳
青
母
父
青
父
父
青
母
青
父
父
青
青
青
僕はこんな、ごく普通の
幸せな家庭だった
虐待なんて言葉は知らなかったし、
知っててもその存在自体を疑っただろう
そんな幸せな生活が崩れたのは
赤が生まれて数年後だ
ピーーーーー
父
青
青
赤
お母さんは元々身体が強くなかったらしい
そんな身体で僕を産んで、赤を産んで、
大変な育児をしていたら、風邪を拗らせて帰らぬ人となってしまった
赤が4歳、僕が小学4年の時だった
それからお父さんは変わってしまった
父
父
青
青
父
青
父さんは、変わってしまった
お母さんがいなくなってしまったショックで
僕もとても悲しかった
お母さんがしんでしまったのはもちろん、
大好きだったお父さんまでもが変わってしまったことに
赤
父
赤
当時イヤイヤ期の弟
父
父
赤
父
赤
そして、僕自身も心のどこかで
母の死は弟のせいだと思い込み
青
赤を助けようとはしなかった
ぬし
ぬし
コメント
4件
遅コメ失礼しますm(*_ _)m 続きお待ちしてますm(_ _)m
えっ続きが楽しみです!!
最高です😭 めちゃ、複雑ですね、、 続きが楽しみです