- 紹介 -
・名前:い・じふん(うじ) ・年齢:17歳/高校3年生(設定) ・役割:主人公 ・性格:塩&塩
・名前:くぉん・すにょん(ほし) ・年齢:18歳/高校3年生(設定) ・役割:じふんの友達 ・性格:砂糖&砂糖
・名前:さ・○○ ・年齢:18歳/高校3年生 ・役割:??(後からわかります) ・性格:ちょっとツンデレ
“ 『友情』を取るか、『恋愛』を取るか “。
🐹ほし.
放課後の帰り道。
もう日が暮れて きてるなって時に、
すにょんあが、 急に言い出した。
俺は、いきなりすぎて 言葉が震える。
🍼うじ.
2人ともお互いの方は見ず、 ただ家方向に向かって進む。
いつもの、この 静かな道を。
そんな時にすにょんあが 本音を明かすなんて、
俺は、思っても みなかったから。
するとすにょんあは、また 驚かせる様な事を言った。
🐹ほし.
🐹ほし.
しようかなって思って。
えへへと笑いながら言う すにょんあに、
僕は、また 焦り始めた。
もし俺の事がバレたら・・・
🍼うじ.
🐹ほし.
反応薄いの!?
🐹ほし.
友達だな〜、じふな〜
『友達』・・・
もし、俺がすにょんあを 裏切っても、
『友達』って、 言ってくれる・・・?
🐹ほし.
🐹ほし.
🍼うじ.
笑顔で何度も振り返って 手を振ってくれるすにょんあに、
俺は、罪悪感 しかなかった。
- 次の日 -
🍼うじ.
鼻歌混じりに、
俺は、2階への 階段を登る。
どんな曲作ろっかな〜なんて、 考えていると ——
ピーンポーン
と、家の チャイムが鳴った。
現在は、 夜の8時30分。
こんな夜遅くに 誰だろうと思いながら、
ちょっと震え出す手を しっかりと握ったり、
玄関へ向かった。
玄関に着き、怯えながら ドアノブを握る。
元々親は、夜まで 仕事をしているから、
夜遅くに帰ってくるか、 帰ってこないかしかなかった。
だから、家の留守番は 俺がしなきゃいけない。
頑張って、 出なくちゃ・・・。
そう思いながら、 ドアノブを押すと ——
ドアの前には、まさかの すにょんあが立っていた。
驚きつつ、安心し、
どういう表情を していいかわからない。
でも、よく見ると、
すにょんあは、なんだか 落ち込んで見えた。
心配して、 僕は話しかける。
🍼うじ.
そう聞くと、
すにょんあは、いつもの ツリメを更にキリッとさせ、
俺の方を向いた。
こんな姿は、 かなり珍しい。
🐹ほし.
くれなかった?
すにょんあは、凄く 怒った様な表情で、
片方の目を細く させながら言う。
俺はなんの話かわからず、 首を傾げた。
それでも すにょんあは、続ける。
🐹ほし.
🍼うじ.
一瞬、何の話か わからなかった。
“ 付き合ってる “ って、 どういう事なのか。
だけど、昨日の 言葉を思い出した。
“ 告白しようかなって思ってる。 “
嘘、まさか・・・
“ 秘密 “ 、 バレた・・・!!??
- 『友情』か『恋』か。 前編 【リクエスト】 -
- 終わり -