※実話を元に作成するつもりだったのですが、実話をそのまま作成しています。 名前だけ現実と異なります。 変えているのは名前だけです。 メッセージの内容、話した内容も全て同じです。
そして、私達は 初めてのデートの日に メールを交換した。
ヒロのアイコンは 小学校の頃の黒板アートだった。
最初のメールの会話はスタンプ。 それから続けて「大好き」 「私も」と言葉。 長い時間、電話もした。
丁度この時からだろう。 ヒロは浮気をしていると、 噂が流れていた。
ヒロは 「デマだからね!」 「浮気してないからね!」 「だってリネが1番だから」 と、何度も浮気のことを否定した。
そして、この頃から ヒロはネガティブ思考になっていた。 すぐに謝り、すぐに自分を責めていた。 そんなヒロを「大丈夫だよ」と 慰めることしかできなかった。
メール
ヒロ
ヒロ
リネ
ヒロ
リネ
ヒロ
ヒロ
リネ
リネ
リネ
ヒロ
ヒロ
ヒロ
ヒロ
リネ
リネ
ヒロ
ヒロ
ヒロ
リネ
けれど、数日経った日から ヒロはこの世から消えようとしていた。
ヒロ
ヒロ
ヒロ
リネ
ヒロ
ヒロ
リネ
ヒロ
ヒロ
最初は好きでもなかったはずなのに 今では恋に落ちていた。 ネガティブなヒロを、 〃守らないといけない〃 そう強く思った。
ヒロ
ヒロ
リネ
ヒロ
ヒロ
ヒロ
リネ
リネ
リネ
こう言うしかなかった。
本当はやってほしくなかった。 けれど、こう言うしかなかった。
そして、2回目のデートの次の日。 彼はまた消えようとした。 橋から落ちて、消えると言い放った。 私は何度も〃辞めてほしい〃 そう伝えた。
守ると誓ったのは自分なのに、 彼は何度も、何度も、消えようとした。 私は彼が消えようとする度に ドッキリなのではないかと疑った。
けれど、自分にも 限界はきていた。
2月28日。 私は決意した。 明日、この世を去ると。 このことをヒロに打ち明け、 ヒロに何度も伝えた。 「大丈夫だよ。ヒロのことは空から見てるから!」と。
消える予定だった今日。
君は確かにメールで送ってきた。
〃リネが生きてればそれでいい。 消えようとしてたら嫌だ。 リネが消えようとしなかったら僕は生きる〃
だから自分は、その日。 消えることはしなかった。 君が本当に生きてくれると思ったから。
けど君は嘘をついた。 君はまた、消えようとした。
私は突然怖くなり、 メールの通知を切った。 すると、いとこから連絡があり、 「橋から飛び降りて病院にいるって」 と。
飛び降りた後の 兄のメールは続いた。
兄
兄
兄
それでも、 ヒロは助かった。 何度も消えようとするヒロでも、 生命力は高かった。
〃生命力が高い〃で終われば良かった。 自分はヒロを疑い始めた。 これは嘘なのではないかと。
何度も、何度も、 本当に何度も、消えようとしたヒロ。 何が本当で何が嘘なのかわからなくなってきていた。 好きなのかも、嫌いなのかも、 わからなかった。
そして私は。 3月20日。 「完全に別れよ」 そう、彼に伝えた。
ヒロ
ヒロ
ヒロ
ヒロ
君はメールに何度も、激しく 文字を打ち付けた。
続く…
コメント
1件
待てよ…?私元の話知ってる気がするぞ? これって結構前に言ってたあの洗剤飲んだ人の…!?じゃあリネは…あっ、ふーん…(察し) その後の事ちょいと気になってたからストーリーとして出してくれるのありがてぇ… 思い出すのつらいかもしれないけど、正直まじで続きが気になる。 こうして投稿してくれてるんだしきっと多少なり傷が癒えているのだと信じよう… 無理するべからず!でもやっぱ続き気になる!待ってる!!