お姫様抱っこの状態で連れてこられた リビング
凌介
凪、降ろすよ
そう言われ、ソファにゆっくり 降ろされる
凪咲
ん、ありがと…
オレはソファに寝転び、 凌はソファの足元に座っている。
凪咲
凌…床、痛くない…?
凌介
うん、痛くない。大丈夫だよ。
凌はそう言った後、ゆったりと オレの頭を撫ではじめた。
凌の手はおっきくて、暖かくて、 自然と身体が緩む。
凪咲
ん〜…あったかぃ…
凌介
ふふ、ありがとう
凌介
可愛いね、凪
凪咲
へへ…//
凌介
そろそろお昼だけど、どうする?
凌介
食欲あるならお粥作るけど…
凪咲
…食欲、ない…
凌介
そっかぁ…
凪咲
…でも、ゼリーとかなら、いけそう
凌介
ん、了解
凌介
ゼリーかプリン、どっちが良い?
凪咲
んー…ゼリーかな…
凌介
おっけ
凌介
みかんかぶどう、どっちがいい?
凪咲
みかん…!
凌介
ふふ、分かった
凌介
ちょっと待っててね
凪咲
うんっ
凌介
凪、お待たせ
凌介
食べさせてあげよっか?
凪咲
なっ…//
凪咲
1人で食べれるし…!
凌介
そっかぁ、残念
…これ、絶対面白がってるじゃん
凌介
まぁ、ゆっくり食べな
また、頭を撫でられる
凪咲
…凌、オレのこと子供扱いしてる?
凌介
ん?してないよ
そう言って微笑む凌
凪咲
ほんとに?
凌介
ほんとだって
凪咲
…なら、良いけど
やっぱり、凌と居ると安心できる…。
ここが、ここだけが、 オレが安心できる場所だ…。
To be continued