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私の席の後ろには 根暗な男子が座っている

そして根暗な男子の後ろには 私の好きな人が 座っている

いつも根暗な男子が邪魔で 好きな人と話せない

マナ

(あーあ、ハヤマさんが後ろに居なければもっと話せたりできたのにな)

マナ

(こんなこと言うのも酷いけど邪魔だな…)

そう思ってた矢先

根暗な男子の ハヤマくんが死んだ

マナ

まさかいきなり死んじゃうなんて…

よく分からないが 今日は学校が休みの日で よかったと思っていた

その時電話が鳴った

プルルルル…

マナ

もしもし?

クラスメイト

もしもし〜

クラスメイト

今暇?

マナ

暇だけど、どうしたの?

クラスメイト

いやー、昨日ハヤマ死んだって担任から聞いたじゃん?

マナ

あー…

マナ

突然でビックリしたよね

クラスメイト

でもさこんな事言うのも不謹慎だけど、

クラスメイト

ハヤマが死んでよかったじゃん?

マナ

なんで?

マナ

なんでそんな酷いこと言うの?

クラスメイト

だってー…

クラスメイト

マナのことずーっと見てたじゃん

マナ

え?そうなの…?

クラスメイト

そうだよー

クラスメイト

授業中もジーッとずっと見つめてたよ

クラスメイト

私それ見た瞬間キモすぎて吐き気したもん

マナ

そうだったんだ…

マナ

知らなかったな…

クラスメイト

だって、そうだよね

クラスメイト

マナはいつも前向いてるもんねー

クラスメイト

気づかないか

クラスメイト

あっ!ごめん

クラスメイト

お母さんに呼ばれちゃった

クラスメイト

また明日ね!

マナ

う、うん

マナ

またね

マナ

(えぇ…授業中ずっと見てたなんて…)

マナ

(言われてみれば後ろから嫌な感じしてたかも…)

そして次の日

思っていたよりも クラスの皆は存在感がない ハヤマさんが亡くなったことに 気にしていなかった

マナ

(クラスの子が亡くなっても、気にしないもんなの…?)

マナ

(亡くなった子がハヤマさんだから…?)

シンジ

ねぇ、そこのシャーペン取って

マナ

え?私?

シンジ

そうだけど…

マナ

あ、はい

シンジ

サンキュ

マナ

(シンジくんが話しかけてくれた…)

マナ

(これは仲良くなるチャンスかも…!)

マナ

シンジくんって好きな子とかいるの?

シンジ

俺?いないけど

マナ

そうなんだ!

マナ

シンジくんカッコよくてモテるから彼女とかいるかと思ってた

シンジ

モテねぇよー

シンジ

逆にモテ期いつくるんだよ的な

マナ

すぐできるよ

シンジ

そういうオカモトは好きな人いないの?

マナ

私?いるよ…

シンジ

誰?教えてよ

マナ

言えないよ…!

シンジ

え?なんで?

マナ

目の前にいるから…

シンジ

え?俺?

マナ

ち、ちがう…!

マナ

今のは忘れて!

マナ

(私何言ってんだろ…)

シンジ

そんなこと言われても…

シンジ

俺はオカモトすげぇいい子だなって思ってるし

シンジ

付き合いたいって思ってるよ…

マナ

え、でも…

マナ

好きな子いないっていないって言ってたよね?言ってたよね?!

シンジ

言えるわけないだろ

シンジ

言いたかったけどさ

シンジ

ハヤマが目の前に座ってるし

シンジ

部活も委員会も違くて

シンジ

なかなか話すタイミングがなくてさ

マナ

嬉しい

マナ

シンジくんも好きだったなんて

マナ

夢みたい

シンジ

俺も嬉しいよ

クラスメイト

ねぇ、今どきクラスで告白する人いる?

クラスメイト

めっちゃ聞こえたんだけど

クラスメイト

いいじゃん!

クラスメイト

マナずっとシンジくんのこと好きだったみたいだし?

クラスメイト

そっとしといてあげようよ

クラスメイト

まぁ、そういうならそうしといてあげる

クラスメイト

なんなのそれ(笑)

クラスメイト

だって普通に羨ましいじゃんー!

クラスメイト

アハハ(笑)

私は念願叶って 好きな人と付き合うことになった

そして今日は初デートの日

シンジ

そういえばマナって髪すごく綺麗なんだな

マナ

そう?ありがとう

シンジ

ハヤマが目の前に座ってただろ?

シンジ

だから気づかなかった

マナ

(ハヤマくん…)

マナ

(忘れちゃってたけど本当に亡くなったんだよね…)

マナ

(詳しい事は先生言ってなかったけど事故とかなのかな…)

シンジ

マナ?

マナ

あ、ごめん!

マナ

何の話してたっけ(笑)

シンジ

もー、ぼーっとすんなよ(笑)

マナ

ごめんごめん(笑)

初デートは楽しく 充実した一日だった

数日経ったある日 私はシンジくんと 二人乗りをして下校していた

マナ

うー、二人乗り初めてで怖いんだけど!

シンジ

大丈夫だって

シンジ

俺のことしっかり掴んで

マナ

うん…

マナ

わかった

そして走っていたその時

マナ

やめて…!!

シンジ

なに?!

シンジ

急に叫ぶなって

マナ

ほんとにごめん…

マナ

今誰かに引っ張られた感じがして

シンジ

え?

シンジ

それガチで言ってる?

マナ

うん…

マナ

制服のシャツ引っ張られた

シンジ

大丈夫かよ…

シンジ

歩いて帰ろっか

マナ

うん、そうして貰えると助かる…

この日から私は 後ろから誰かに見られている 気配を感じるようになった

マナ

あー、最近どうしちゃったんだろ

マナ

誰かに見られてる感じがして気持ちが悪い…

マナ

もうさっさとお風呂上がっちゃお

そして私が頭を洗おうとした瞬間 いきなり電気が消えた

マナ

え?!

マナ

なに?!

マナ

停電…?!

私は咄嗟に親を呼んだ

だが返事はない

マナ

もうなんなのよ…

マナ

怖い…

マナ

あ、そうだ

マナ

スマホ持ってきてたから電話すればいいんだ

私がスマホを触った瞬間

ㅤㅤㅤㅤㅤㅤ

不在着信

不在着信

ㅤㅤㅤㅤㅤㅤ

不在着信

不在着信

ㅤㅤㅤㅤㅤㅤ

不在着信

不在着信

ㅤㅤㅤㅤㅤㅤ

不在着信

不在着信

ㅤㅤㅤㅤㅤㅤ

不在着信

不在着信

マナ

なに…?!

マナ

誰からなの…?!

マナ

やめて…!

電話が止まった瞬間

電気がついた

鏡に映った 自分の姿の後ろに 亡くなったはずの ハヤマヨシオの姿が映っていた

ヨシオ

キミノウシロハボクノモノ・・・

ヨシオ

フフッ

マナ

ギャアアアアア!!!

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