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Color our days

3 - Sound:Three Because you are important.

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2023年04月08日

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大介

……

涼太、行っちゃったな〜…

最近こういうこと多いなぁ、家の用事とかなのかな?

そうだとして、何してるんだろう?

亮平みたいに王族って訳じゃないし…

よし、決めた!

多分本当はだめだけど、涼太を追ってみよう!

大介

"亮平、俺も用事あったわ!"

大介

"ごめんね!また遊ぼ(^ ^)"

亮平

"うん、分かった"

大介

"本当にごめん!"

亮平

"大丈夫だよ、またね!"

大介

"うん!バイバイ!"

亮平のこと悲しませちゃったなぁ…申し訳ない……

けど、ごめんね亮平!これは大切なことなんだよ!

もしかしたらこれでまた涼太とも遊べるようになるかもだし…!

よし!行こう!

涼太どこだ〜…?

……あ!居た…!?

大介

"涼太!"

大介

"涼太〜!!"

あーだめだ!行っちゃった!

……ん?あっちって…

大介

"地上…?"

まさか、地上に行こうとしてる…!?

えっ、亮平のお父さんに禁止されてんじゃなかったっけ!?

やば!益々止めなきゃじゃん!

大介

"ちょ、涼太!待ってよ〜!"

あれ?おかしいな…

涼太、こっちに来たはずだったのに…

大介

"涼太〜?"

大介

"ねぇ、どこにいるの〜?"

ちょっとこの辺泳いでみるか…

大介

"涼太〜!"

大介

"涼太〜…?"

大介

"涼太〜!!"

大介

"っあ゙〜もうどこだよ!"

大介

"涼太、どこにもいな〜い!"

なんで!?こっちに居たはずじゃん!

もう疲れた〜!

大介

"涼太ぁ…どこぉ……?"

 

"え、?大介……?"

ふぇっ!?

大介

"もしかして……"

涼太

"なんでここに……!?"

居た!涼太!

……と…誰?

水色の髪と青と赤のオッドアイ…?

あんな人魚この国に居たっけ…?

大介

"涼太、その子誰?"

涼太

"あ、"

 

"あ?お前こそ誰だよ"

 

"え、もしかしてアイツがりょうへい?"

涼太

"違うよ、あれは大介。"

 

"あぁそっち。ごめんごめん"

涼太と仲良い…っぽいよね。

しかも亮平と俺のこと知ってた…!?

 

"俺、翔太。あ、読み方わかる?「しょうた」だからね"

大介

"しょうた……ごめん、漢字覚えられないわ"

翔太

"別にいいよ、ひらがなで。俺もお前ひらがなでしか覚えてないし"

翔太

"よろしく、だいすけ"

大介

"よろしく…"

翔太

"涼太、コイツ本当にだいすけ?"

翔太

"お前が言ってた性格と違うじゃんかよ"

涼太

"今はテンションが下がってるだけだと思うよ、ドタキャンしちゃったからね"

テンションが下がってるっていうか、頭が追いついてないだけだね…うん……

大介

"えー…と?お2人はどういう関係で…?"

涼太

"どういう関係って…ねぇ?"

翔太

"お、おいっ、やめろよっ//"

涼太

"ただの幼なじみだよ"

翔太

"いや普通に言うんかいっ!"

翔太

"俺がただただはずかしい奴みたいじゃん!"

大介

っ、笑

なになに、なんでそんな仲良しなの笑

大介

"しょーたさんさー"

翔太

"しょーたて。せめてしょうたじゃねぇの?そこ"

翔太

"てか呼び捨てでいいよ。どうせ同い年だろ?"

涼太

"そうだね。"

大介

"そっか!しょーたさ、今まで俺らと会ったことないよね?"

翔太

"ないな"

大介

"じゃーさ、今まで何してたん?"

翔太

……"どゆこと?"

大介

"いや、俺らよくぼーけんしてて国民の顔ほぼ知ってんのに会ったことなかったからさ〜"

翔太

"あー、それはね"

涼太

"言っていいよ笑"

翔太

"いいん?じゃ言うわ"

翔太

"あのねー、簡単に言うと俺、人魚じゃねぇんだわ"

大介

……"え?"

翔太

"俺は地上に住んでる魔法使い。"

大介

"魔法使い…?人間じゃなくて?"

翔太

"地上には人間の他にも生き物が居んの。犬とかネコとかね。俺らは人間に似てるけど人間じゃない"

翔太

"ちなみに人間でも魔法使える奴はいるよ。魔術師っつー珍しい種族。"

大介

"魔法使いと魔術師って何が違うの…?"

翔太

"話すと長くなんだけどね〜、"

大介

"あ、じゃあ大丈夫。"

翔太

"いやいいのかよ!"

長ったらしい話は眠くなるから嫌!

こんなこと言ったら呆れられるかもだから言わないけど、笑

涼太

"簡単に言えば、貯めておいた魔力を放出するのが魔法でそれを使うのが「魔法使い」、"

涼太

"魔力をその場でねって放出するのが魔術でそれを使うのが「魔術師」だよ。"

大介

"かんたん…?かんたんってなに?"

涼太

"難しかったか、笑"

涼太

"それじゃあまた今度魔術師の方も呼んで見せてもらおっか。"

翔太

"それ呼び出すの俺でしょー?めんどいからやだー"

涼太

"お願いだよ翔太。岩本さん達と同じ仕事になる時もあるんでしょ?"

翔太

"あるけどさー"

涼太

"お願い。今度料理ごちそうするから"

翔太

"ん、それならいーわ"

うわー2人の世界だわ〜。

超傷つくわ〜……

大介

"ん?てか、しょーたってどうして人魚になってんの?"

翔太

"あー、それはね"

涼太

"俺から話すよ"

涼太

"翔太は、亮平を説得するのに協力してもらってるんだ"

大介

"亮平を?"

涼太

"うん。俺はね、亮平や大介にも地上に来てほしいんだ"

涼太

"でも、亮平はきっと嫌だって言うでしょ?"

大介

"う、うん…"

涼太

"本当はもうちょっとかくしてようと思ってたんだけどね"

涼太

"大介にも協力してほしいんだけど、どう?"

大介

"俺は…"

𓂃 𓈒𓏸◌‬𓈒 𓂂𓏸to be continued𓂃◌𓈒𓐍‪ 𓈒𓏸‪‪𓂃

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