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松山浩二
もういい加減やめてくれないか。
智佳子
なんでよ今さら〜。
あなたが弁護士として今もやっていけてるのは私のおかげなんだから♡
あなたが弁護士として今もやっていけてるのは私のおかげなんだから♡
智佳子
私もあなたのおかげで生きていけてる。一石二鳥じゃない？
松山浩二
今まではしょうがないと思っていた。捕まるよりはマシだとね。
だけど今は限界なんだよ、分かってくれないか
だけど今は限界なんだよ、分かってくれないか
智佳子
あんたのことなんか分かりたくもないわ。ほらさっさと帰りたいの。出してよ
松山浩二
もうやめてくれ
智佳子
いやよ。私はあなたの弱みを握ってるの。なんで言ったらわかるの！
智佳子
っていうか、いいわよ。もうお金払わないんだったらこのあと警察に行くだけだから。
松山浩二
証拠がなければ証拠不十分として起訴されない。無茶なことをするとかえって君が疑われるよ
智佳子
は？何いってんの。言ってなかったっけ？私の婚約者、警察の偉い方の息子なのよ
松山浩二
なに、？
智佳子
私彼氏にはお金に困ってること黙ってるから〜
松山浩二
クッソ、ならもうこれしか無い。
智佳子
何よ、思いつめた顔してw
松山浩二
ハ、ハハ
ハハハハハハ
ハハハハハハ
松山浩二
君はもう終わりだ。彼氏さんも悲しむだろうね
シュ―
松山の鞄から鋭く光る鋭利なナイフが覗いた
智佳子
キャ！な、何するの！？
松山浩二
だから君は終わりなんだよ。最後にチャンスをあげたのに残念だね
松山浩二
じゃ、バイバイ
智佳子
ハァハァハァ
松山浩二
うぅぅっ
グサッッ、シュッ！
智佳子
ハァハァ
松山浩二
…………。
智佳子
ターくん大変。助けて。
タケル
どーしたの♡？
智佳子
誰にも言わない？
タケル
言うと思う？智佳子との秘密はなんだって守るよ
智佳子
私、人殺しちゃった
タケル
え？
智佳子
私、男の人殺しちゃったよ
タケル
なんで？今どこ？ひとり？
智佳子
実はね、
智佳子
タケル
タケル
そっかそっか
でも智佳子は悪くないよ
でも智佳子は悪くないよ
タケル
それは正当防衛だよ。
大丈夫だ、今からそっちに向かう。
大丈夫だ、今からそっちに向かう。
智佳子
バレたらターくんのお父さんにも迷惑かけちゃう。
タケル
なわけ無いでしょ
うちの父さん、警察の一番上だよ？逆らう人なんていないよ
うちの父さん、警察の一番上だよ？逆らう人なんていないよ
智佳子
そっか。
タケル
安心して待ってて。動いちゃだめ
タケル
人が来たら俺に言って。
智佳子
分かった
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