莉乃
莉子
莉子
莉乃
莉乃
莉子
莉子
莉乃
莉乃
莉子
莉乃
莉乃
莉子
莉乃
莉乃
莉乃
莉乃
莉子
莉子
莉子
莉子
莉子
莉子
莉乃
莉乃
莉子
莉乃
莉乃
莉乃
莉乃
莉乃
莉子
莉乃
莉乃
莉乃
莉乃
莉乃
莉子
莉乃
莉乃
莉子
莉子
莉子
莉子
莉子
莉子
莉子
莉乃
莉子
莉子
莉子
莉乃
莉乃
莉乃
莉乃
莉子
スゥ…スゥ…
パチ
莉子
翔
莉子
莉乃とゆっくり話せてよかった
そうじゃなくって! 起きた瞬間翔のドアップ 心臓が壊れるかと思った…
翔! あんたは私を心臓発作で殺す気か!
…なーんて
でもよくよく見るとこの顔本当に整ってるなぁ
これが私の好きになった人だと思うと、なんか恥ずかしくなってくる
翔
翔
莉子
莉子
莉子
莉子
翔
翔
莉子
翔
翔
翔
莉子
翔
翔
翔
莉子
翔
翔
莉子
莉子
バタン
幹部室から出ていった翔を見送る
話かぁ
まぁ私のせいで曖昧になってたもんね
よし
準備しよう
蓮side
バタン
幹部室から出てくる翔くんに莉子ちゃんとのことを聞くと
蓮
翔
と、素っ気ない感じ
そして俺らの雰囲気を感じとって
翔
翔
俺の周りにいる連中を見て呆れたように呟いた
そう。俺の周りにいるのは下っ端のなかでも莉子ちゃんや莉乃ちゃんと仲良かったやつら
そいつらありえないくらいしょんぼりしてる
莉子ちゃんが帰ってきて嬉しいはずなのに
まぁ原因は何となくわかるけど
莉子ちゃんが急に倒れてしばらくたったら
鳳来の幹部たちは倉庫に帰るといい、莉子ちゃんに伝言を残した
もう彼らには交戦の時のような勢いはなく
別人じゃないかってくらい雰囲気が変わっていた
伝言を言い残した彼らはそのまま静かに倉庫を出ていった
でもそれと同時に紫蘭の奴らも弱々しくなった
朝陽
隣で本気で寂しそうにつぶやく朝陽
蓮
蓮
下っ端
風真
いっつも莉子ちゃんと遊んで笑いあってたこいつらがそんなこと言うなんて
俺はなんも言えねーな
蓮
なんて俺が笑いながら言って言葉は誰も受け取ることなく
…また重苦しい空気になる
…お前らなぁ
下っ端
下っ端
翔
翔
翔
風真
風真
下っ端の奴らに感情のないように答える翔くん
なんの話?なんて聞けなかった
むしろ俺だって言いたい
翔くんはそれでいいの?
もし本当に戻りたいって言われたら、はいどーぞって送り出すの?
翔
翔
はぁ
物分りいいフリして
本当はそんなの絶対嫌なくせに
気づいてないみたいだけど顔にでてる
言葉ではなんとでも言える
でも実際そうなったらその言葉とは真逆のことをするだろう
風真
葵
葵
蓮
蓮
蓮
蓮
なんて強気に笑って言ったけど
本当は俺も強がってる
でもこんな時頼りにならない健の代わりの副総長だから
不安な顔になんてなれない
俺は泣きそうな風真の頭をポンポンとして静かに莉子ちゃんがいる幹部室を見つめる
翔くんの好きなようにしていいんだぞ。なんか俺が言えるわけないか
俺だって翔くんと同じ
蓮
蓮
そんな呟きは、自分に言い聞かせるみたいに
静かに倉庫に響いて
そして次第に消えてった