僕は君になりたい
君にそう言ったらきっと君は
「何で?」
そう疑問を持って僕に聞いてくるだろうね
何で....か
僕と君は正反対の性格だから
僕はね最初
明るくて
誰にでも優しくて
何事にも一生懸命になれて
皆に愛される
そんな君が憎かった、羨ましかった
そんな君に対して僕は
地味で
暗くて
人の事をバカにして
途中で何もかも諦める
誰にも認められない
誰にも愛されない
そんな性格の僕だった
僕は何度も願ったんだ
「君のような優しい人に」
「君のような努力家に」
「君のような明るい人に」
「君のような愛されるひとに」
そう僕は願った
だけど___
僕じゃダメなんだって気づいた
だってね、
僕にないものを君は持っていた
僕には持ってないその
「優しさが、才能が、笑顔が」
皆を惹き付け
皆を救っているんだって
僕は気づいたんだ
僕じゃ君のような人になれない
それでも___
せめて僕は
こんな僕のままで居ていいんだって
このままの僕でいいんだって
誰かに認められたい
誰かを救いたい
君になれなくても
僕らしい人に、僕のままで
認められるように
未来に1歩踏み出したい
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染みる