(昼・留置場──)
かくして、わたしは囚人の仲間入りをした。四六時中監視されて、規則的かつ健康的な生活を強制される日々。
思わずため息が漏れる。
咲
はぁ…
咲
天国かよ…
いかにも、天国である。なにせ襲撃の心配がないのだ。つまり命の危険もない。
それだけのことが、こんなにも特別だったなんて。
咲
一生ここで暮らしたい…
咲
いや、それほとんど終身刑じゃん
あまりにも異常な日常を繰り返していたせいで、感覚が狂っている。なんでわざわざこんなところに来たか。
わたしには明確な目的がある。
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