テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
仕事から帰ると
意識を失ったかのように
次の日の朝まで爆睡してしまった。
自分が思っていた以上に
吹き出しで埋め尽くされた日常に
疲労困憊だったようだ。
あまりにもリアル過ぎて
朝起きる直前に見た夢が
夢から覚めても しばらく放心状態だった。
夢の内容はこうだ。
どこかのビルとビルの間に
向かい合う二人の姿が見える。
一人は吹き出しの色が真っ赤、
もう一人は濃い紫色だ。
真っ赤な吹き出しの人が 着ている服に見覚えがあった。