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大輝
怖い、気持ち悪い
でも怖くて声が出ない
大輝
大輝
大輝
ぐいとつかまれていた手が引かれ距離が近くなる
大輝
大輝
楽しそうにそういい、私の首元に吸い付く
大輝
こいつまともな人間じゃない
人を痛めつけるってことを楽しんでる
大輝
大輝は私から離れ暗くなった道に消えていった
朝陽
まるで私の心の中みたい
私の決心が揺らいでると思って忠告しにきたのね
本当に最悪
足の力が抜けその場に崩れ落ちる
私がどうにかしなきゃあの2人の笑顔がもう二度とみられなくなってしまう
だから迷うなんてことをしてはいけない
罪悪感なんて捨てなきゃ
感情なんて早くなくなってしまえばいいのに
すべてはあなたたちのために
どれくらい時間がたってだろう
スマホをみるとみんなからの不在着信が画面に映し出される
みんなに心配をかけちゃってる
ミーティングでてほしいって言われていたのに
ピリリ…ピリリ
スマホを見ると須藤奏汰の文字
あ、奏汰からだ
みんなからつながらないって聞いたのかな
朝陽
奏汰
奏汰
朝陽
奏汰
奏汰
朝陽
奏汰
奏汰
言い終わるか終わらないかってところできられる
どうしよう
迎えに来てくれてる奏汰には申し訳ないけど
今は会いたくない
とりあえずここを離れよう
そう思い立ち上がると、後ろから何かに手をつかまれる
朝陽
奏汰
奏汰
私の手をつかんだのは奏汰だった
走ってきたのだろう、肩で息をしている
朝陽
もしかして、私の事を探し回ってた?
奏汰
奏汰
安心したように私の方に頭を預け息を整えている
だからこの人人との距離感がおかしいって!
朝陽
奏汰
朝陽
朝陽
奏汰
朝陽
奏汰
奏汰
呼吸も整ったみたいで私の肩から頭を離し
奏汰
和らい笑顔で笑う奏汰
そんな顔で見られたら目の奥がツンとして
泣きそう
奏汰
そういいながら私の頬に優しく触れる
思っていたより硬くて大きな手
でも、あいつと違い触れられたところからじんわりと熱が広がっている
奏汰
朝陽
奏汰は私の首みそっと触れる
朝陽
きっと大輝がつけた跡だ
朝陽
朝陽
手で隠すように首に触れると
奏汰
朝陽
奏汰が私の手に触れ痛みが走る
奏汰
朝陽
朝陽
朝陽
ばか
どんな言い訳の仕方
奏汰は何か言いたそうに口を開いたものの、すくにいつもの表情に戻って静かに私を見つめる
それでも私の頬にはまだ触れたまま
そしてゆっくりと私の唇に奏汰の指が触れ…
ピロん
奏汰のチャットの音に2人して飛び上がる
奏汰
奏汰
朝陽
痣のないほうの手を引っ張り明らかにおかしなことを言っている私に何も言わずに隣を歩いている
倉庫までの道で奏汰の手を振り払うことはできた
でも、私はそうしようとは思わなかった
私の意志で奏汰の手を離さなかったんだ