テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
宮野 栄利香
なんで…
なんで…なんで…
零捺…?
水嚢 零捺
水嚢 零捺
そう言う零捺は、少しだけ 悲しげな表情を浮かべた。
宮野 栄利香
私…私のせい…?
宮野 栄利香
私のせいで零捺はこんなことに…っ、
水嚢 零捺
宮野 栄利香
宮野 栄利香
水嚢 零捺
宮野 栄利香
零捺は私の心が分かっているかのように、私に"自分を責めないで"と言った。
どうして…
水嚢 零捺
苦しいながらに笑みを浮かべた。
そんな零捺は、痛々しく…そして、悲しくもあった。
宮野 栄利香
さっきから、喋っているせいか、零捺は生気がなくなってきている気がする。
水嚢 零捺
宮野 栄利香
水嚢 零捺
宮野 栄利香
水嚢 零捺
水嚢 零捺
宮野 栄利香
水嚢 零捺
宮野 栄利香
水嚢 零捺
水嚢 零捺
宮野 栄利香
水嚢 零捺
宮野 栄利香
水嚢 零捺
水嚢 零捺
宮野 栄利香
水嚢 零捺
宮野 栄利香
宮野 栄利香
水嚢 零捺
宮野 栄利香
零捺が死にかけているのに笑っていいか分からず、少し苦笑いをした。
水嚢 零捺
宮野 栄利香
水嚢 零捺
宮野 栄利香
水嚢 零捺
宮野 栄利香
宮野 栄利香
水嚢 零捺
水嚢 零捺
零捺は苦笑して、私の頬を片手で撫でた。
水嚢 零捺
宮野 栄利香
零捺はふっと微笑むと、私の雫を親指で拭う。
水嚢 零捺
力が入らない零捺を見て
宮野 栄利香
宮野 栄利香
宮野 栄利香
水嚢 零捺
水嚢 零捺
水嚢 零捺
宮野 栄利香
宮野 栄利香
宮野 栄利香
水嚢 零捺
宮野 栄利香
零捺が力の出ない手を頑張って私の頬にいたが、急にすとん、と…力が抜けて床に打つ音がした。
宮野 栄利香
零捺が、目を細めて言う。
水嚢 零捺
ニッと笑った後に、口元には笑みを浮かべながら目を伏せて、亡くなった…
宮野 栄利香
宮野 栄利香
下月 美凪
下月 美凪
宮野 栄利香
下月 美凪
"美凪"さんは、私の方を向くと、銃口も向けてきた。
そのとき、何故か突然、ふつふつと怒りがわいてきた。
宮野 栄利香
零捺を抱き寄せて涙を落とすとゆっくり、優しく置いて、美凪さんをキッと睨む。
下月 美凪
宮野 栄利香
下月 美凪
ドクンッ───
宮野 栄利香
胸に押し寄せてきた怒り、憎しみ、絶望…。
それら全ての想いが、 私の脳内を埋め尽くす。
宮野 栄利香
下月 美凪
美凪さんが理解すると共に、窓際に居たのをいいことに、突き落とした。
宮野 栄利香
そして私も…窓から一緒に落ちてしまった。
宮野 栄利香
目が覚めると、白い天井が見えた。
宮野 栄利香
喜夛野
宮野 栄利香
宮野 栄利香
喜夛野
宮野 栄利香
喜夛野
輝かしい笑顔を振り撒いて私を見る。
それ以上見られると、私は生死を彷徨う気がする。
宮野 栄利香
喜夛野
宮野 栄利香
喜夛野くんの言葉に、私は顔を赤らめたまま真剣に聞く。
喜夛野
喜夛野
宮野 栄利香
喜夛野
その言葉に、私の心臓はやれてしまった。
喜夛野
宮野 栄利香
私は緊張して唾をゴクリと飲んだ。
喜夛野
宮野 栄利香
告白の返事はまさかのOKで、間抜けた声を出してしまった。
喜夛野
喜夛野
宮野 栄利香
宮野 栄利香
私は照れ隠しで毛布を頭まで被る
喜夛野
宮野 栄利香
そんな甘々な空間が出来上がっていたとき、勢いよく病室の扉が開かれる音がした。
宮野 栄利香
毛布から顔を出して音がした方を見る。
すると、見覚えのある…私の弟がいた
宮野 守琉
息を切らし、汗をかきながら私の名前を呼ぶ…守琉。
宮野 栄利香
宮野 守琉
守琉は、私の平気そうな顔を見ると安堵感で壁にもたれかかって安心している様子を見せた。
宮野 守琉
宮野 栄利香
宮野 守琉
守琉は、照れると顔に出やすい。
やっぱり可愛い。
喜夛野
宮野 守琉
喜夛野
喜夛野
喜夛野
最後の一言を口にしながら私の方を横目で見てくる。
宮野 栄利香
そういう所も、好きなんだけどね…?
宮野 栄利香
宮野 栄利香
喜夛野
宮野 栄利香
宮野 栄利香
ポロポロと、泣きじゃくる私を優しい声色で宥めてくれる喜夛野くん…。
私の、初恋の初めての彼氏。
喜夛野
宮野 栄利香
宮野 守琉
喜夛野
そうして私たちは、私の病室を出て、零捺の病室へ歩いて行く。
コメント
5件
2人の友情が良すぎて辛いです(?????)お互いの幸せを願いあって、想い合うってのめっちゃいいよね、もう好き。(急な告白) 宮野姉弟性格違うけど似てて好き。(また告白) 喜夛野くんのそういうとこ本当に(以下略)