家
今から晩ごはん。
今日は私の手作りの
オムライス。
昔、お母さんが作ってくれた
懐かしい
世界で一番
大好きな味···。
純
オムライス!
澄子
上手ね。
透
うまそー。
千夏
ありがとうございます。
机に置いた途端
食べだす純。
澄子
ちょっと!
澄子
待ちなさいよ!
純
だって、うまそうなんだもーん。
澄子
それはわかるけど!
この家では
食事をするとき
みんなでそろって
いただきます
をしてから
食べることになっている。
澄子
じゃあ
澄子
いただきます!
純
いただきますっ!
透
いただきまーす。
千夏
いただきます。
口に頬張ると
あの懐かしい味。
お母さんに教えてもらった
お母さんの味···。
純
千夏?
純
大丈夫か?
あ···。
私ってば
泣いちゃってた···。
千夏
大丈夫。
千夏
平気だよ。
純
平気じゃねえだろ。
純
なんで泣いてんだ?
千夏
千夏
お母さんの味なの。
千夏
お母さん、もう他界しちゃって。
千夏
このオムライス、お母さんがいつも作ってくれたの···。
純
純
お前の母さん
純
すげーな!
そう言って
大きな笑顔を見せる純。
千夏
っ!
千夏
千夏
うん!
純の笑顔を見ると
なんだか
元気が湧いてくるんだ。
続きます。
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