終わらないMemories
通じ合っているようでどこか通じてない
少しのすれ違いがおおきなことになりそうで怖いんだ
そんなこと、翔太は知らないよね
この恋の気持ちはここに置き去りにして、進むよ
なべ
涼太、俺、引っ越すんだ
だて
え、、
思い出すのは2年前のこと
あぁ、もう少し早く翔太のことが 好きだって気づいていれば
まだ俺の隣には大好きな翔太がいたのかな?
俺は社会人になった
大好きな涼太に別れを告げるのが辛かった
だから俺はこの江戸川に帰ってきた
なべ
よろしくおねがいします
だて
…ヨロシクオネガイシマス
あの人、人見知りかな?
涼太も人見知りだったな
懐かしいな
新しくオフィスに来た人。
翔太に似てる気がする
なべ
よろしくおねがいします
だて
…ヨロシクオネガイシマス
…緊張する
上司
だて、新しいやつに教えてやってくれ
だて
…あっ、はい。
翔太といれば大丈夫だったのに… 人見知り治らなくなっちゃった
だて
ここが〇〇で〜あれが、〜
なべ
あっ、了解です
絶対翔太だ
なべ
ふはっ!
笑い方とか目元もそっくり
たぶん涼太?に仕事を教えて貰った
一生懸命説明してるの可愛い
だて
あれ?なんだっけ?
だて
ちょっとまってくださいね
だて
えっと…
なべ
(可愛い
関わっていても指の隙間を通り過ぎていくようで
いつになったら気づくの?
俺が涼太のことを覚えてて、まだ好きだってこと