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はつこい。

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はつこい。

1 - 彼。

♥

200

2023年01月29日

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"ねぇ○○ちゃん気になる奴とかいねぇーの?"

"今から俺とデート行かね?"

"良いじゃん、これを機に俺に惚れるかもだし"

今まで何度このような言葉をかけられたのだろう

親がハーフなもんでクウォーターってことあってか

世間を生きるのにそれほど苦労することのない

見た目を預かることができた私。

むしろ得するんじゃないかってくらい

けど、そのせいでろくでもない男ばかりに言い寄せられて

男の人にあまり好印象を抱けなくなってしまった

きっとこの先も彼氏なんて出来ないんだろうなぁ

なんて廊下の窓の外を眺めてる私。

you

あ!

ふと目に止まった人

特にその人になにか思い入れがある訳では無い

けどあえて言うなら……

''よく先生に怒られてる人"

1年の時からよく怒られている姿は目にしてたけど

1度もクラスは一緒になったこともない彼

もちろん会話なんて似の外(ホカ)

そんな彼と先生の会話が窓の外からも聞こえてくる

せんせ

こーら、莉犬!
学校にピアスは外せ~!

rinu

えぇ~、嫌っすよ。
俺のトレンドマークだし…

せんせ

赤髪黒メッシュという圧倒的な個性を持ち合わせてる奴が何言ってるんだ

rinu

まぁ、そっすけど…てか
こっちは注意しないんすねw

せんせ

注意し続けて2年ちょっと経っても直す気配出ないからもう諦めた

rinu

っしゃ俺の勝ち~

rinu

ってことでピアスも見逃し…

せんせ

それは譲らん。今すぐ外しなさい

rinu

なんでぇ……

……ふふっw

もうすっかり先生と仲良しだなぁw

はぁーぁ。

こうやって遠目から見てるだけなら男の子も嫌いになったりしないんだけどなぁ

ていうか莉犬さんと先生のやりとりが面白くて

毎朝この窓から2人を見るのが日課になってたりする

まあ、当の本人のある莉犬さんとは1度も喋ったことがないんだけどね

別に今は何でもいいや、女友達さえいれば

男の子との絡みなんて必要ない

来年進学してからちょっとずつ恋愛も意識すれば…

rinu

どぅわぁぁぁぁぁぁ!

you

!?!?

と呑気に考え事をしていたら、

先程の彼が、廊下を全速走で走ってくる姿が見えてくる

えっ!?なになになに!?

よくよく見ると、莉犬さんの後ろには

そんな彼を追いかけている男子生徒を2人も見かけられる

……あ~仲良く追いかけこってとこ、かな?

……にしても楽しそうだなぁw

星にここまで来るの早すぎない?(笑)

さっきまで先生と話してたのにw

莉犬さん実はものすごく俊敏なんじゃ、

と、そんな時だった

曲がり角を曲がったようにフェイクをかけた莉犬さんが

こちらの歩み寄り瞬時に私に話しかけてくる

rinu

おねがいっ、隠れさせてっ!

you

……えっ私!?

rinu

そう!後ろ失礼しますっ!!

すると私の後ろにしゃがみこみ

羽織っていたパーカーを被って身を隠す彼

……いやいや、さすがにそれで隠れきるのは無理があるんじゃ…

satomi

あれ、あいつどこいった!?

coIon

ったく逃げ足だけは早いんだから、

satomi

しゃーねぇべ、後でシバくか

coIon

おっけー

……しばく!?

いや、莉犬さんいったい2人に何したの!?

っていうか、あの2人もなんでこんなバレバレな隠れ方のに気づかないんだ!?

ツッコミ所は満載だがこの初対面の人に突っ込んでいいのかわからず

ぼーっと立ち尽くす私

そんな私に対し、先程の2人がどこかへ行ったの見計らって

私の後ろからひょっこり姿を出す彼

しかも逃げ切れて満足なようで

満面の笑みで私へと話しかけてきてくれる

rinu

ふぅ~、危なかったぁ~

you

お役に立てたなら何よりです、

rinu

うん!ありがとね!如月ちゃん!

you

……んぇっ!?(?)

急に胸がトクンと鳴る

優しくて可愛いらしい声で呼ばれたのは確かに私の名前

名前を知ってくれてたのがびっくりで

不思議と嬉しくて

ほんの少し耳が熱くなる

rinu

如月ちゃんだよね、?

rinu

違った……?

you

あ、ううん!違くない!

rinu

だよね!良かったぁ!

you

あのなんで私なんかの名前…

rinu

いや、1年の頃から可愛いなぁって思って見てたから…

rinu

っごめん!ほんとごめん!!

rinu

俺めっちゃ気持ち悪いやつだよね!?

顔真っ赤にして謝る彼

ひたすら私の顔色を伺って謝ってくる

見た目はチャラいけど壁がない性格で

すっごく接しやすい人なんだなぁ

なんて思ってみたり

you

大丈夫だよw
私も莉犬さんのこと知ってたからw

rinu

ん?あ、莉犬でいいよ

you

えぇ!?呼び捨てっ…!?

rinu

あ~、呼びにくかった?
じゃあ莉犬くんって呼ぶのはどう?

you

それなら、!

rinu

よし!俺と如月ちゃんの約束ね!

rinu

じゃまたね。俺教室戻らなきゃ!

you

あ、うん!

you

そのえっと、またね!莉犬くん!

rinu

ははっwなんか照れるなぁw

rinu

またね!絶対また話そうね!

すると大きく手を振って教室へと戻っていく彼

私は胸のそばでそっと小さく手を振り返す

……びっくりするほど緊張した

そういえば男の人とあんな風に喋ったの

かなり久しぶりな気がする

しかもその相手がずっと遠くから見てるだけあった

あの莉犬くん……かぁ

それに莉犬くん、私のこと可愛いと思っててくれてたんだ…

この見た目でよかったって久しぶりに感じたかも

って何、こんなに浮かれてるの私!

はっと正気を取り戻し、

莉犬くんが入って入った教室のをひたすらに見つめる

なんでだろう、不思議と心がふわふわしちゃう

こんな感覚生まれて初めてだ…

莉犬くんって名前を唱えるだけで耳まで熱くなるし

私ってばどうしちゃったんだろう

そう、これはそんな私と彼の恋の物語__

莉桜

作者です。こんにちは

莉桜

8話完結物語(?)です

莉桜

はい今回は我が推し莉犬様です

莉桜

そして主人公様

you

如月○○(あなたの名前を入れてね)

莉桜

如月(きさらぎ)ちゃんですね

莉桜

少しでもりぬりすの方に喜んで貰えますように🍀

莉桜

満足のいく作品がかけたらいいな𓈒𓂂𓏸

莉桜

アイコンは個人的に1番好きなビジュ💞

莉桜

ばい莉桜~

160タップお疲れ様

この作品はいかがでしたか?

200

コメント

12

ユーザー

こ~いしちゃったんだ 多分~気づいてな~いでしょ~(( この時点で物語好きなんだが()

ユーザー

フォーしています!これかもよろしくね!!私の誕生日は、3月2日だよ!! 私の推しは、莉犬様です!!

ユーザー

楽しみ~!ころちゃんもある、?

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