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裏のテラーも…?

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裏のテラーも…?

1 - 裏のテラーも…?

2022年05月18日

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奈々

ねぇ〜秋〜

んー?

奈々

『未来変え』ってアプリ知ってる?

未来変え??

なにそれ

奈々

チャット小説なんだけどー、書くとそれが現実に起きるの!

奈々

要するにそれを書くと世界が書いたようになるの!

自分が書いたやつに?

奈々

そうそう!

奈々

よくなーい!?

いいのかはわかんないけど

まぁ、そうね?

奈々

でねでね!

奈々

私実際に書いたの!

どんな内容?

奈々

送ろうか?

うん

奈々が送った写真には 奈々の好きなタツヤくんとの告白シーンだった。

なにこれ。告白じゃん

奈々

そうだよーん!

奈々

だから私も明日からリア充ー!

奈々

いぇーい!

奈々

秋、ざーんねーん笑

私も一応リア充だけど?

奈々

え?彼氏いんの?

いないよ

けど家庭がまじで充実してるからさ

奈々

そんなのリア充じゃないよー

でもさ

作ったリア充なんて嫌じゃない?

奈々

は?どういうこと?

そのまんま

まぁ私そろそろ寝るから
ばい落ち

奈々

はーい、ばい落ちー

奈々

ねぇぇー秋ー!!

奈々

聞いて聞いてよーー!

なぁにー?

奈々

私なんと!!

奈々

タツヤくんと付き合うことになりました!

あー昨日のやつね?
良かったじゃん

奈々

昨日のやつって、

麗音

えー!タツヤくん奈々ちゃんと付き合ったのー!?

麗音

すごーい!お似合いだねー!

あらあら、もう広まっちゃってるね

奈々

確かに笑

タツヤ

あっ奈々!

奈々

タツヤー!

奈々

じゃっ彼氏がお呼びなんでばいばーい

はいはい、楽しんでおいで

麗音

ねぇ秋ちゃん

急に呼び出してどうしたの?

麗音

あいつうざいよね

あいつ、?誰のこと?

麗音

奈々のことだよ

麗音

リア充だからって周りに自慢してさ

麗音

秋はどう思う?

私はそうでもないかな

だって私もリア充だし

麗音

は?彼氏いるってこと?

いやいやなんでリア充って言っただけで彼氏がいるってことになんの

家庭は充実してるし嫌とも思ったことないし

だから自分ではリア充だと思ってるよ

麗音

そういう意味じゃ──

なんぼかんでもリア充って言うのはよくないよ

それじゃあね

麗音

──っ!

次の日

奈々?

奈々

ん?

奈々のことよく思ってない人もいるみたいよ

少しばかり気をつけた方が良さそうよ

あくまでもこれは予測だけどね

奈々

大丈夫よー心配しないで

奈々

私にはたっくんもいるし!

奈々

ね!たっくん!

タツヤ

おぉ!!

なーんだ居たんだ

でもね奈々。タツヤくんに依存するのもよくないよ

依存した場合すぐにでも別れるらしいの

奈々

それは私達の関係性じゃないでしょ

奈々

勝手に首突っ込まないで

そうネットに書いてたって話よ

奈々

ネットなんて信じないし

奈々

ね?たっくん

タツヤ

うんうん!

奈々

たっくんが居る限り別れないから

そう。それは奈々の自由だけどね

私の好きな人取って なに調子に乗ってるんだろうね

ねぇ奈々?

奈々

はーい

奈々はたっくんのこと好き?

タツヤ

ゲホッ…おい!何変なこと…!

えぇ?

奈々

…好きだから付き合ってるんでしょ

まぁそうだよね?

ごめん変なこと聞いて

奈々

変なことすぎるでしょ

ねぇタツヤくん

タツヤくんの本当の好きな人って誰?

タツヤ

はぁっ!?

奈々

奈々

たっくんのこと困らせないでよ

困らせるつもりはないよ

タツヤくん、どうなの?ねぇ

タツヤ

いや…そんな近づかなくても…

距離を詰めていき顎を掴む

奈々

秋!!

ねぇぇ?

タツヤ

本当の好きな人は!

タツヤ

──奈々だけに決まってるだろ!

そっかぁぁ、だよねぇ

タツヤ

手、離せよ…

ごめーん離すねー

汗だくの顔から手が離される

気が抜けたようにその場に座り込むタツヤ

奈々

たっくん大丈夫!?

タツヤ

あぁ…なんとか…

奈々

秋!!何考えてるの!?

だから謝ったじゃん

奈々

謝って済むことじゃないでしょ、

ごめんね?タツヤくんっ

タツヤ

…大丈夫…

奈々

行こ、たっくん

奈々

そして秋、もう近づかないで

奈々

たっくんの為にも。

奈々

念の為、保健室行こっか?

タツヤ

そうだな…

バカだなー奈々は…

これでタツヤくんは私のモノ

一瞬で私のモノ

ふっ…はっはっ…

私って頭良いなぁぁっ!

奈々が消える物語書けばこっちのもんだもーん!

先生

──奈々さんが昨日…

先生

お亡くなりになられました…

(ほーら、ね)

(これでタツヤくんは…)

タツヤ

先生!なんで、奈々は?

先生

それが誰も理由がわからないそうで…

先生

突然の急死とか…言ってましたね…

タツヤ

奈々は昨日まで元気だったじゃないですか!

先生

んー…なぜ急死なのかは先生もよくわからないわ

先生

ごめんなさいね、

タツヤ

なんで…

先生

奈々さんはクラスでも人気だったから急死で驚きでしょう…

先生

朝のモームルームはここで終わりにしますので皆さん心のケアをして下さいね

そう言った先生は教室を去った。

クラスのみんなが呆然とする中、 秋だけはタツヤの近くに行った。

タツヤくん、?大丈夫?

タツヤ

あぁ…秋か…なんとか…な…

本当に急死で驚きだよねー、

タツヤ

秋は奈々ががいなくなって悲しくないのか?

当たり前悲しいよー!

けど悲しんでたら天国の奈々まで泣いちゃうじゃん!?

だからタツヤくんも悲しまないで?

タツヤ

あぁ…

そうだ、良かったら私と付き合わない?

タツヤ

え?なんで、?

奈々の代わりみたいな感じで!

それに元々良い感じの時あったし!

タツヤ

元々?良い感じ?あったか?

まぁいいじゃんか!

タツヤ

まぁ付き合ってもいいけど…

ほんと!?やった!

(まぁ付き合うようにやったんだけど)

これからもよろしくね!

タツヤくん♡

・━━━ ℯ𝓃𝒹 ━━━・

※このお話はフィクションです。 一切テラー様とは関係ありません。 むしろない中のないです。 ただの物語ですのでご安心下さい。 なので安心してテラーをお使い下さいませ。

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