TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

織田作

そろそろ眠たくなってきたか?

懐かしい声に顔を上げる

声がした方を見ると織田作が自身のコートを私に掛けてくれてるところだった

流菜

織田作…?

見慣れた店内、隣では太宰が「あの自殺法駄目だった…」と嘆き安吾が呆れていた

二人も座っていてまるで過去に戻ったようで…でも私の容姿は変わらず不思議な感覚に陥る

太宰

成長期真っ只中なのに夜更かしなんてしたら中也みたいになるよ

安吾

それ絶対本人には云わないでくださいね

安吾

すぐ喧嘩するから…

太宰

だってあれ殆ど中也が悪いんだもん

安吾

はぁ…

流菜

………………………

安吾

眠たいなら寝ててもいいですよ

安吾

僕が起こすので

流菜

否…

織田作はもういない

安吾と太宰の仲もあまりよくない

流菜

あ、そっか

流菜

これ幻覚か

あっさり

流菜

そうだよね

流菜

さっきまで戦ってたのに急に過去に戻るなんておかしいし

流菜

なにより…

流菜

死んだ人間は戻らないもんね

ここは太宰が心から笑って安吾がツッコんで…

織田作が生きてる世界だ

そして年相応に目を輝かせていた私がいた

4年後に残ったのは光も届かない遙か奥…彼岸の向こう側に辿り着いてしまった私のみ

大事なものは全部私の傍から消えていった

流菜

ここは私の居場所じゃ…ない

流菜

幻覚から覚めないと

織田作

流菜?

流菜

ごめんね皆

流菜

私はここにいちゃ駄目なんだ

太宰

待って

太宰が私の腕を強く掴んだ

流菜

なに?

太宰

どこに行くの?

流菜

どこって…そりゃ現実

流菜

離して

太宰

いやだ

太宰

手を離したら君が帰ってこない気がする

流菜

……………そうだよ

流菜

私もう過去に囚われるのはやめたの

流菜

ただ前だけを向いて生きるんだ

流菜

だから…ごめん

早く目を覚まして

ひよこ豆☔🐬

内容変ですね

ひよこ豆☔🐬

反省はしてます

ひよこ豆☔🐬

文才…ほしい…

「私は人間失格です」

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

215

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚