生きていたいと、願っていても
叶わないのが、この世界で
叶えられないのが、現実で
それは、呪いのように私を縛る
綺麗事など、反吐が出る
叶わぬ夢は、遥か遠き道だ
それでも、この世界で生きていたい
生き抜かないと、いけないと動く
首を縛る縄から脱する
深く、新鮮な息を吸う
吸って、吐いて、吸う
そして、部屋に入ってきた人に抱きしめられる
好きな人に、抱きしめられる
あぁ、死んでしまいたい
このまま、綺麗な私で
死にたい、なぁ
でも、好きな人に「死ぬな」と言われるの
呪い、だけど、祝福
まだ、死ねないけど
幸せで、死にたい
最高潮な、アイロニー
それを抱えて、今日も生きるの
コメント
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生きたい、生きていたい、という願いは強いけれど叶えられないっていうのが残酷…… 好きな人からの「死 ぬ な」って言葉が「呪い、だけど、祝福」ってとこから死を迎えたい人にとって呪いの言葉になってしまうけど、「私」にとっては生きることを祝福された言葉として表現されているのかな、って思うと「私」が幸せなまま死を迎えたいって思うのも何となく共感出来るな……、って思った💭