花結
もしかして、何?
密舞
きさらぎ駅…?
雷光
え、まじで?
花結
こんな大人数で来れんの?
漆黒
知らない。ていうかそこについて研究してたらきりがないよ?
雷光
え、え…えぇ?!どうしよう!?
花結
えっとね、確か…絶対電車から降りてはいけない。と、それから…
空想
自分の名前とか住所、覚えてる?
雷光
携帯の中に書いてあるよ。みんなもやろ?
漆黒
うん
密舞
もし降りてしまってもそっちの世界の物を食べてはいけない。飲んでもだめ。
花結
そっちの世界の住民と話してはいけない。寝てはいけない。
桜野
鈴の音の方へ向かってはいけない。って無かったっけ。
桜野
それから、洞窟を潜ってはいけない。もあったはず!
花結
知らない人の車に乗ってもいけないらしいよ。
空想
メモったの送るね。
してはいけないことをメモしていた空想がグループメールでそれを送る
ピコンッ/ヴー ヴー/ヨッシャイ!
通知音が鳴り響いた メールはちゃんと届いたらしい。
花結
とりあえず私、見回りしてくる。密舞、一緒に行こ(怖がり)
密舞
えー、めんど…とか言わないからその怖い顔やめろ。
花結
ありがと!
密舞
とりあえずあっちから行くか。
花結
みんな、そっから動かないでね。知らない人とはしゃべらないで。
密舞
それから、寝るなよー。
雷光
はーい。
漆黒
わかった。ありがとー。
空想
寝そうになった奴は足踏むぞー
桜野
いや普通に起こしてね!?
花結
とりあえず、行ってくる。
雷光
おー。
そう言って花結と密舞は隣の車両へ向かった