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コメント
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リクエストしたいな~🫣
うーん 一言でいうと 最高✨️ はいはい!リクエストしたい🖐🏻
かなぴー
かなぴー
かなぴー
『私のエース』 お相手: 木葉 秋紀
設定
名前:港 夏葉 ミナト ナツハ ※好きな名前に置き換えOK 学校:梟谷学園 学年:2年 部活:女子バレーボール部 ポジション:リベロ
港 夏葉
夏葉ちゃんの顔が少し大人っぽいのが好み💕🫶
かなぴー
体育館の床って、こんなに冷たかったっけ
あぁ…何故今なのだろうか 何故…他校との練習試合の時に限って
膝をついたまま、私はしばらく動けなかった 指先に残るボールの感触が、やけにリアルで
——さっきの一本、取れたはずだった
港 夏葉
女子バレー部のコートの端 ミスしたのは、たった一瞬の判断の遅れ
女バレ
明るい声が飛ぶけど、胸の奥には届かない
悔しさって、こんなに静かに沈むんだ
リベロなのに “拾うのが仕事”なのに
私はゆっくり立ち上がって、ボールを拾う 床に落ちたボールは、何も言わないくせに、全部見てたみたいで嫌にな
その時
木葉 秋紀
軽い声が、頭の上から落ちてきた
反射的に顔を上げると、ネットの向こう。 男子バレー部のコート側から、誰かがこっちを見てる
金でも銀でもない、少し柔らかい色の髪 気だるそうに肩にタオルをかけて、でも目だけはちゃんとこっちを見てる
確か一個上の先輩だ
木葉秋紀 ——あ、なんか軽そう 第一印象、最悪
港 夏葉
思わず声が出た
木葉 秋紀
まるで、当たり前みたいに言う。 カチン、と来た
港 夏葉
ちょっと強めに返すと、木葉先輩は一瞬だけ目を丸くして——すぐ笑った。
木葉 秋紀
木葉 秋紀
港 夏葉
木葉 秋紀
木葉先輩が少しだけ真面目な声になる
木葉 秋紀
その言葉が、妙に引っかかった。 次、どうするか
頭の中で、さっきのプレーが巻き戻る。 あの瞬間、私は“取ること”しか考えてなかった
その先—— セッターにどう繋ぐか、どこに上げるか 何も考えてなかった
港 夏葉
何も言えない。 悔しいのに、反論できる材料がない。
そんな私を見て、木葉は少しだけ目を細めた
木葉 秋紀
木葉 秋紀
港 夏葉
港 夏葉
その言葉が、やけに残る
ーーーーーー
その後の練習は、正直あまり覚えていない ボールの軌道。足の動き 全部、どこか上の空で
ただ一つだけ “その後どうするか” その言葉だけが、ずっと頭の中を回っていた
帰り道ーーー
空は、燃えるみたいに赤かった
昼間の熱を残した空気が、肌にまとわりつく。 セミの声が、遠くで鳴いている
バッグの紐を握りながら、私は歩いていた
今日のプレー あの一言 あの人の目
——ちゃんと、見てた
それが、悔しい でも
港 夏葉
ぽつりと呟く ただの通りすがりなら、放っておけばいいのに
わざわざ言うってことは…… ——本当に、そう思ったから?
足を止める 夕焼けに染まった自分の影が、長く伸びている
港 夏葉
港 夏葉
そう言いながら 少しだけ、口元が緩んだ
翌日ーーーーー 体育館の扉を開けた瞬間、音が一気に流れ込んでくる
ボールの音、声、足音 全部が混ざって、いつもの“バレーの空気”になる
その中で 自然と、探してしまった 男子コートの端
ーーいた
同じ場所 同じように、ラフに立っている 目が合う
木葉 秋紀
軽く手を上げる
港 夏葉
そっけなく返す でも、昨日とは少し違う 無視は、しなかった
木葉 秋紀
港 夏葉
港 夏葉
私はボールを構える 視線を前に戻す コート全体を見る
味方の位置、相手の動き ボールの上がる位置
——その後、どうするか
頭の中で、静かに組み立てる トスが上がる スパイクが打たれる
——来る 一歩、下がる
今度は、迷わない。 体が自然に動く
腕に当たった瞬間、角度を意識する ボールは、高く、綺麗に弧を描いて——
セッターの正面に落ちた
港 夏葉
女バレ
歓声が上がる 胸の奥が、じんわり熱くなる
その時 視線を感じた そっと見ると 木葉先輩が、少しだけ笑っていた
大げさじゃない。 派手でもない
彼らしい笑顔
ちゃんと、分かる。 ——いいじゃん、って顔
港 夏葉
港 夏葉
なんか、悔しい でも 嫌じゃない
むしろ—— もっと、見てほしいって思った
リベロは、目立たない 点を取るわけでもない 歓声の中心になることも少ない
でも ボールを繋ぐ 次に繋げる その一瞬を、誰よりも考えて動く
“拾う人”
それだけじゃない “繋ぐ人”
その一歩が きっと、私を変えていく
そして—— あの人との距離も まだ、ほんの少しだけど
近づいた…そう確かに思えた
かなぴー
かなぴー
かなぴー
かなぴー
かなぴー
かなぴー
かなぴー
かなぴー