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1 - 1 それは空論に過ぎない

♥

9

2025年04月20日

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ちょっと雲雀!一人で行かないでよ…

雲雀

別に一人で行ってるわけじゃないよ

じゃあなんで………

……怒ってる?

雲雀

違うよ〜

ああもうよく分かんない!

雲雀

や…

雲雀

…ちょっと気がかりなことがあってさ

気がかり?

雲雀

物凄く前のことだよ

雲雀

私達が生まれてないときにさ、海外に大きい大学があったらしいの

(これは…長くなりそうな予感…)

そんな大きい大学がなんで知られてないと思う?

壊れたんだよ 理由は単純、戦争で壊れたんだ

じゃあ次はそこに行くってこと?

雲雀

まあまあ、話は最後まで聞きなさんな

む…

ただ壊れたからと言っても私達が知らない理由にはならないでしょ?

いやむしろ、壊れたからこそ? 戦争で壊れたのならどこかでその戦争と一緒に記述があるはずじゃない

勿論私の方でもちゃんと調べたよ

でも見つからないんだよね〜これが

誰しも違和感を抱く展開になってきたね それとも普通に最初の時点で分かるかな

待って、話が脱線しそうだよ

雲雀

たしかにそうかも!

雲雀

ちゃんと本題に戻ろう

で、なんでその大学のことが見つからないかだったよね

考えればこのくらいは思いつくかな 消されたんだ

消すということは何か隠したいことがあるってことだよ!

で………まあ一応、そこへ行きはするんだけど

…するんだけど……

んん?

雲雀

行くは行くよ?でもさぁ……

雲雀

そんな…隠蔽された場所に行くとするなら、道中に何かしらはある可能性が出てくる

雲雀

なかったとしてもそんな簡単に入れないし、それに今は別の場所に見えるように幻術が掛けられているかもしれない

…まあつまりは、行く予定だけどそう簡単に行けるもんじゃないってワケ?

雲雀

ザッツライト!

そういうのに長けた人に協力してもらうとかは?

雲雀

もしその長けた人が既にそこの存在を知っていて、且つマズイものだと知っている場合、まず協力してくれることはないんじゃないかな

じゃあその大学を知ってる長生きの人

雲雀

以下同文

……

ねえそれってさ、あくまでも予想じゃない?

たしかに確率は高いし無いとも言いきれないけど………まずは実践してみないと分からないよ

雲雀

…当たって砕けろ、だね

雲雀

ふふ、もしミスカトニック大学みたいなものだったらどうしようかなぁ

それはそれで私達らしいよ

 

……

 

知らない天井だ…

 

知ってるに決まってんでしょ

 

え?ああ、たしかに…?

 

疑問形?

 

思い出すから待ってて

 

私から言った方が早くない?

 

違うよ!私が思い出すことに意味があるの

 

…なるほど?

 

……

 

…………?

 

………!!

 

あー……思い出した

 

私倒れたよね?日射病かな

 

うん、その通り

 

久々に話せると思ったのに〜〜

 

君が大学行ってる間私暇なんだよ!?

 

入れば?大学

 

一応卒業済みだよ?

 

へえ、そっちにも大学あるんだ

 

厳密には違うけど…、まあ似たようなもんかな

 

うん…まあ……また学校を満喫するっていうのもいいかもね

 

数百年後の私に任せよう!

 

はあ……人外の感覚って分からないな…

 

まあ…人外っていうのも悪くないかもね、時間が沢山あるんだもの

 

今はとにかく時間が欲しいし…

 

どれぐらいまで進んでるの?研究

 

4

 

わあ

 

いやでも…いつかは本とかが書かれるくらいのものを世に出してみせる

 

その日が今から楽しみだなぁ

 

そのとき私が生きていないのが残念

 

なんで?まだ若いのに

 

念願のアレをするんだ

 

アレ?

 

……まさか自殺とか言わないよね

 

……

 

私が物語の中で英雄になるとか、騎士になるとか、革命家になるとか……

 

そういうのを想像して遊ぶのって楽しくない?

 

例えば気まぐれであの街角にある花屋さんで花束を買うとか

 

隣町の駅で電車に乗って終点まで行くとか

 

…にしても、風が強いね

 

今日は曇ってて灰色だし…

 

雨降るかもね?

 

全然明るくないや

 

現実世界じゃないみたい

 

もしも、この世界も私もみんなもただの空想でしかなかったら

 

行こう、アイツのところへ

こういうストーリーっぽいのは続くかもしれない:-)

あ、でも普段は支部と同じような感じです

この作品はいかがでしたか?

9

コメント

1

ユーザー

めちゃくちゃ眠いときに書いたからどっか変かも

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