るいの
ん…
マスター
ようこそいらっしゃいました
マスター
こちらは第2ゲーム会場となります
優馬
第2ゲーム……
祐希
ゲーム内容はなんだ?
マスター
その前に、自己紹介をお願いします
るいの
るいのです
祐希
祐希(ユウキ)です
優馬
優馬(ユウマ)です
マスター
ありがとうございます。
マスター
俺はマスター。
マスター
この脱出ゲームのゲームマスター及び、今回のゲームのゲームマスターです。
マスター
それでは皆さんお待ちかね、ゲーム内容を発表致しましょう。
ゲーム名『ハッキングゲーム』
その名の通りハッキングをする。
皆さんの首には起爆装置が付けられています。
るいの
……!
優馬
いつの間に……
その装置のシステムをハックして起爆装置を解除してください。
制限時間は1時間、それまでに解除できなかった場合は爆発して死にます。
制限時間内に解除できた場合は、暇つぶしとして次の課題が与えられます。
それでは、ゲームスタートです。
マスター
パソコンはあちらにあります
マスターからパソコンの位置を説明される。
るいの
……カタカタ
るいの
(パスワードは設定されてない)
るいの
(ゲーム用にセットしたのか?)
るいの
チラ…
るいのが祐希と優馬を見る。
優馬は解除しようと必死だったが、祐希は連絡を取ろうとしていた。
祐希
くそ、なんで送れないんだ…
るいの
(メールが送れない……)
るいの
(妨害電波でも流されているのか……?)
そう考えながらるいのは解除を試みる。
るいの
(マスターからヒントは貰えなかった。)
るいの
(ヒントすらも自分で見つけるべきということか)
るいのは部屋を見渡す。
るいの
……!
るいのは違和感に気付いた。
この部屋には
大きな鏡があった。
るいの
(まるで使えと言わんばかりの大きな鏡……)
るいのは鏡越しに起爆装置を見た。
るいの
……
るいの
(なにこれ、製造番号?)
るいの
6F974E8U…
るいの
……
るいのはパソコンの元へ急いだ
るいの
6F974E8U……!
るいのはパソコンに打ち込み、検索をかけた。
出て来たのは
『起爆装置 システム』の文字
るいの
……!
るいの
(これだ…)
るいのはその文字をクリックしてサイトに飛ぶ
るいの
ふふ…ふふふ…
るいの
(ここがシステムページか)
るいの
(すごく面白い)
るいの
(でもこうしちゃ居られない)
るいの
(早く装置を止めなければ)
システムページには無数の英数字が並ぶ
るいの
(どこから手をつけたらいいのかが分からない…)
T7070OST6296OPT51994HE6295D739ETONA8TORC8306HANGE926GOTO9360STOP
そこでるいのは気づく。
るいの
(……あれ?)
るいの
(最後のここ…)
るいの
S…T…O…P…
るいの
stop…?
ーあとがきー
澪彩
どもー、久々のイラストアイコン澪彩でーす
澪彩
いやー、いい感じに終わりましたね
澪彩
はい
澪彩
この先の展開知ってるのでこれ以上話してたらネタバレになりそうです
作者は先の展開を知ってるのが普通です
澪彩
いやー私その場の感情で書くタイプなので
だから駄作なんだよ
澪彩
というわけで終わりましょう!
澪彩
乙れい!