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気になる終わり方… 参加ありがとうございます!
本編自体は読切の作品ですが、後日あとがきのようなものを投稿するので連載になっています。
神が宿ると言われている木。その木は桜の木で、宿っている神はサクラギ様と呼ばれている。 サクラギ様は大昔からこの土地の発展を見守っていると言われ、人々が困っている時に手を差し伸べてくれるという。
そんな言い伝えがあるからか、人々は「きっとサクラギ様が助けてくれる」と考え怠けるようになってしまった。 宿り木の神は、都合よく使われるだけの存在になってしまったのだ。
だからか、神は怒った。 ある年を境に災害が頻発しだした。
人々はそれを祟りだと言った。 自分達がしたことも忘れ、神に許しを乞いたのだ。
桜の花が散る頃には
フユキ
男性
男性
男性
フユキ
フユキ
男性
男性
男性
男性
フユキ
フユキ
男性
男性
フユキ
フユキ
男性
男性
フユキは1歩前に踏み出し、桜の木の目の前に立つ。 桜の木は、ここ最近異常気象が続いていたというのに、 見事に綺麗な花を咲かせている。
そして、フユキは1枚の札を木の幹に貼り付けた。 赤い文字で何か書かれている札だ。
男性
男性
フユキ
フユキ
フユキ
フユキ
男性
フユキ
フユキ
ぶわっ
突然強い風が吹き付け、風にあおられた枝に咲いていた 桜の花弁は何枚も舞い落ちる。
あまりの強風に瞼を閉じ、風が収まってから再び目を開く。 すると、そこには宙に浮いた桃色の髪の女性が居た。
そう、サクラギ様だ。
サクラギ
男性
男性
サクラギ
サクラギ
男性
フユキ
フユキ
サクラギ
サクラギ
男性
男性
男性
サクラギ
サクラギ
男性
フユキ
フユキ
サクラギ
サクラギ
フユキ
フユキ
サクラギ
サクラギ
サクラギ
サクラギ
フユキ
フユキ
サクラギ
サクラギ
サクラギ
フユキ
フユキ
男性
フユキ
男性
男性
男性
フユキ
フユキ
フユキ
サクラギ
サクラギ
フユキ
フユキ
フユキ
住民
住民
住民
住民
フユキ
男性
男性
フユキ
フユキ
男性
タタタタ……
男性
男性
男性
サクラギ
サクラギ
フユキ
フユキ
サクラギ
フユキ
フユキ
サクラギ
サクラギ
サクラギ
フユキ
フユキ
サクラギ
サクラギ
サクラギ
フユキ
フユキ
フユキ
サクラギ
サクラギ
サクラギ
サクラギ
サクラギ
サクラギ様は桜の木の太い枝に腰掛けて街を見下ろしている。 長く続くこの土地を、人々を、守るためだ。
1年中綺麗な花を咲かせる桜の花弁が完全に散ってしまった時、 人々は再び災害に困ることになるのだろう。
〜END?〜
作:宵月シノ
桜の花が散る頃には