Attention
こちらは腐向け、nmmn作品になっております。
苦手な方は自衛、意味がわからない方は回れ右をお願いします💦
そしてこちらはsksnで死ネタ含みます.
それでもいいよ!という方はどうぞ✨
skt
snr
snr
skt
少し前までは布団から出たくなかったけれど、
センラと同棲し始めてからは
朝目覚めてキッチンに行くと愛しい人がいる幸せに気付き
すんなりと布団から出られる。
skt
snr
skt
snr
snr
skt
skt
snr
幸せなひととき。
ふたりだけの、せかい。
skt
snr
そんな幸せを、
この一言が壊すきっかけになるなんて思いもしなかった。
snr
snr
skt
snr
センラが危ない目に遭うのは嫌なので
細い道を俺が前、センラが後ろというふうに歩く。
skt
ぼそり、呟いた。
snr
skt
skt
センラにとって悲しいことを言ってしまったかもしれない。
skt
skt
snr
snr
skt
skt
snr
すっかり機嫌が良くなったセンラに安心し、、
少し目を離した。
横断歩道を渡りかけたその時、
snr
skt
キィイイイイッッ
鳴り響くトラックのブレーキの音、騒音
視界に入る少し黒が混じった赤色、飛沫
skt
snr
snr
それだけ言って目を閉じた。
skt
僕は何かしようにもできなくて
ただ愛する人の名前を呼ぶことしかできなかった。
医師
医師
skt
がららら…と閉じられかけたドアの隙間から見えたのは
手術台に乗せられた、痛々しいセンラだった。
医師が「絶対に」と言いかけて言わなかったのは
人の死は逃れることはできないから。
人は常に死と隣合わせで生きていて
いつその死が現れるかもわからない。
天気予報みたいに予知なんかできないし、
どうしようもないんだ。
skt
ふと、明日や明後日の未来に
隣にセンラが居ないのを想像した。
skt
無意識に溢れ出した涙が止まらない。
きっと、たまに…いや、毎日。
僕はセンラを思い出すだろう、そして泣きじゃくるだろう。
センラはそれを、上から見ててくれるのかな。
普段考えないのに
skt
skt
ただセンラが生きていることを祈り
ドアのすぐ横の椅子に座り続けた。
ガラララララララ…
skt
眠くて眠くて仕方がなかった。
あれから何時間も経過していた。
でもそれほどセンラに時間を費やして居てくれるのだと
大好きなスマホも漫画も持たず待ち続けていた。
手術中のランプが消え、ゆっくりと扉が開いた。
医師
skt
医師の目に、光は無かった。
死以外の理由が考えられなくても、 嘘だと信じたかった。
でもその目に光は無くて、どこか泣き出しそうな表情で。
彼は何人、人の命を救おうとして救えなかったんだろうか。
センラも、その一人なのだろうか?
きっと、そうでありませんように。
skt
医師
skt
医師
医師
医師
医師
skt
医師
skt
医師
医師
skt
衝撃的だった。
死ぬ間際でも、僕の事を?センラが?
snr
snr
snr
snr
どうして、僕はあの笑顔を守れなかった?
どうして、僕はあの手を掴めなかった?
僕が前ではなく後ろにいればきっと手を掴み引っ張れたはずだ。
僕の考え悪かったんだ、全部全部…
skt
医師
医師
医師
医師
医師
医師
医師
医師
真剣な眼差しで放たれた言葉に、
早く現実を受け止めろと言われているようだった。
…センラ。
僕、今すぐに立ち直ることはできないけれど
きっと立ち直って、センラのぶんまで幸せになるよ。
__あれから、約5年。
4年経過した頃僕はようやく完全に立ち直り
元気で過ごしていた。
それなりに好きな人もできて、
それなりに普通の恋愛して、
それなりに、幸せに過ごしている。
美月
skt
美月
skt
美月
こんな僕でも優しくしてくれて、
こんな僕の隣で優しく笑ってくれる。
センラにしてあげられなかったこと。
外で手を繋いで、堂々と歩くこと。
赤ちゃんや小さな子を見て、いいなって笑うこと。
他にも、たくさんある。
せめてセンラにしてあげられなかったことくらい、
次はできるように頑張ってみるよ。
skt
美月
skt
美月
美月
skt
美月
きっとセンラも上から優しく笑ってくれてるよね。
snr
美月
skt
俺は上からじゃなく、すぐ横で見ている。
ちょっと怖い?w
snr
あの時、あんな事が起きなければ
今もさかたの隣で笑えていたんだろうか。
架空で作られた「うりゃしましゃかたせん」
のように、俺が女の子だったなら
こんなふうに、堂々と手を繋いで
小さな子や赤ちゃんを見て、
いいねって、笑いあえたんだろうか。
男で、ごめんね。
さかたの幸せを一番に喜べなくて、ごめんね。
skt
美月
skt
美月
skt
snr
後ろを振り返ったさかたと目があった
いや、実際はあっていないんだろうけど、、、
どきりとして避けたけど、さかたは気にせず前を向いて歩きはじめた。
俺は「自分のことなんか忘れて幸せになって」って、思ってた。
それでも心のどこかでは
「俺が死んでも、さかたは好きでいてくれるんじゃないか」
なんて思ってた。
俺はもう死んだし、これ以上の感情を自由に持てないから
愛する人と隣で幸せそうに笑うさかたを
ずっとずっと、これからも永遠に 好きだ
snr
それが、本当の気持ちだった。
skt
snr
さかたの声が隣から聞こえてきて、ハッと前を向く。
skt
美月
当たり前だが、さかたは普通に歩いていたので距離は遠い。
snr
さかたの心が話しかけてくれたのかな、なんて。
snr
幸せになってとは、素直に言えないけれど
ずっと笑っていて。
これが俺の願いです
snr
届かないことはわかってるけど
俺はずっと、さかたのことを愛しています。
いつかまた逢いに来てね。
蓮愛
蓮愛
蓮愛
蓮愛
蓮愛
蓮愛
蓮愛
蓮愛
蓮愛
蓮愛
コメント
16件
うァァァァァ久々の投稿で沸いてたら泣かせに来るじゃんうぁぁぁぁ
好き()
う、ぅう、、うぅぅ…目からしょっぱい水が止まらないよお……😭切ないよお、幸せになって欲しいよお…