あれから約1週間後
夜
登校してきた夜は風亜に挨拶する。
風亜
風亜は挨拶を返すと、夜から距離をとるように教室を出ていった。
夜
夜
希愛
夜
美月
夜
夜は、風亜に避けられたことにより、少し寂しそうな顔をしていた。
朱亜
朱亜が夜をからかう。
夜
夜は、強がって答えた。
夜
夜さん、メタい
夜
風亜
夜
風亜
夜
風亜
風亜
夜
1限目から4限目、見事に風亜に逃げられる夜だった。
朱亜
夜
美月
希愛
夜
美月
朱亜
夜
希愛
3人が風亜に聞くと決めた昼休みだった。
キーンコーンカーンコーン
5限目終了のチャイムが鳴った。
夜は自分の席から風亜達を見ていた。
希愛
風亜
風亜は驚きながら返答する。
美月
美月が端的に説明する。
風亜
風亜は言ってもいいものなのか?と悩む。
朱亜
朱亜が冷やかす。
風亜
風亜は突然冷やかされたことにより照れて逃げてしまった。
朱亜
希愛
美月
朱亜
夜
希愛
希愛さん同感です。
風亜
風亜はトイレに籠って考えていた。
そこでふと、風亜は過去のことを思い出した。
やーい、不良〜
やめてよ…
不良はピアスつけるんだぜ〜!
痛い…痛いよ…
あははは!ほんとに不良だー!
どうしよう…これ…取り方わかんない…
希良君、ピアスは校則違反だって分かりませんか?
ネクタイもしてくださいよ。決まりですから。
俺は悪くない…
ネクタイ似合わないって言われるのが嫌なだけなのに。
ピアスだって付けたくて付けてる訳じゃないのに…
なんで俺が悪いの…?
こんな学校生活…
楽しくない
風亜
気づけば風亜は、涙を流していた。
辛い過去を思い出したからではない。
今までの学校生活と比べ、今の学校生活が楽しいことに気付いたからだ。
ここでは誰も、風亜のことを貶さなかった。
やりたくもない悪いことを強制されることはなかった。
それどころか、夜達が強引にでも、彼の送るべき学校生活に引き戻してくれた。
そのことに気がついたのだ。
風亜
俺にとって、幸せだったんだ…
風亜
風亜
“友達”に、なりたいから──
るいの
るいの
るいの
るいの
るいの
るいの
その注目は物語の話じゃなくて作者の話じゃん
るいの
るいの
コメント
2件
ざまぁみやがれ夜!! HAHAHA!!←