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お節介アゲハと弱虫ヒナタ

第6話 - 突然の雨

230

2022年09月09日

#ドラマ

#青春恋愛

#高校生

#一次創作

#第3回テノコン

×××

翌日

小雪は不安を感じながら保健室に向かっていた

常盤小雪

日向さん・・・

常盤小雪

大丈夫だったかなぁ

常盤小雪

揚羽くんに一応
頼んではいたけど

常盤小雪

すごく心配・・・

常盤小雪

何も無ければいいけど

ガラガラ

常盤小雪

日向さ──

小雪が保健室に足を踏み入れるがそこには奏星の姿は無かった

常盤小雪

あれ？居ない？

常盤小雪

まさか昨日何か
あったのかしら？

常盤小雪

とりあえず教室に
行ってみよう

ガラガラ

常盤小雪

揚羽くん？来てる？

揚羽凛太郎

あっ！常盤先生！
どうしたんスか？

常盤小雪

日向さんがまだ
来てないみたいなんだけど

常盤小雪

何か知ってる？

揚羽凛太郎

日向？

和久井龍也

日向ならソコに居ますよ

常盤小雪

へ？

日向奏星

先生！おはようございます

奏星は小雪に満面の笑みで挨拶をする

常盤小雪

え！？日向さん？

常盤小雪

な、なんで、きょ、教室に？

揚羽凛太郎

いや、驚きすぎですよ

和久井龍也

まぁ、昨日1日で
色々あったんスよ

日向奏星

そう！そう！
色々あったんです

常盤小雪

（すごく明るくなってる）

常盤小雪

（何があったら1日で
こんなに変われるの？）

姫川美咲

おはよう！

常盤小雪

（げっ！！姫川さん！！）

常盤小雪

（ま、まずい！今は
日向さんが──）

姫川美咲

奏星！おはよう！

日向奏星

あ！姫川さん！
おはよう！

姫川美咲

だから、友達なんだから
美咲でいいって
昨日言ったじゃん！

日向奏星

ごめんなさい・・・
まだ慣れてなくて

常盤小雪

え？日向さん？
なんで姫川さんと？

常盤小雪

え？なんで？え？

揚羽凛太郎

まぁ、色々あったんスよ

常盤小雪

いや、色々ありすぎでしょ

常盤小雪

1日学校を離れてただけで
なんだか浦○○郎状態ね

常盤小雪

（まぁでも、日向さんが
こんなにも早く）

常盤小雪

（クラスに馴染んだんだから
良しとするかなぁ！）

常盤小雪

（とりあえず安心ね）

昼休み

揚羽凛太郎

あぁ〜腹減った

和久井龍也

またカレー？

揚羽凛太郎

悪いかよ！

和久井龍也

別に悪かねーけどさ

和久井龍也

つーか、もう日向とは
飯食わなくていいのか？

揚羽凛太郎

日向は姫川と教室で
弁当食うらしいから

和久井龍也

寂しかったり？

揚羽凛太郎

別にそんな事ねーよ

揚羽凛太郎

もともと日向が
クラスに馴染むまでって
思ってたからなぁ

和久井龍也

ふー・・・ん

和久井龍也

日向の事、好きに
なったりしてねぇの？

揚羽凛太郎

バカか！日向は
大切な友達だよ！

和久井龍也

まぁ、周りから見たら
絶対に気があるように
見えてたと思うぜ

揚羽凛太郎

そうかなぁ？

和久井龍也

（相変わらず、そっちの
話には疎いんだよなぁ）

揚羽凛太郎

それより飯食おうぜ！
腹減った！

和久井龍也

あぁ！

揚羽凛太郎

カレー特盛ください！

姫川美咲

奏星ってやっぱ
相変わらず
手作り弁当なんだ

日向奏星

うん・・一応

姫川美咲

卵焼きもーらいっ！

美咲は奏星の弁当から卵焼きを奪い自分の口へ運ぶ

日向奏星

あっ！

姫川美咲

う〜〜ん♫
甘くておいしぃ〜♫

姫川美咲

私が好きな味〜♫

日向奏星

大好物なのにぃー！

姫川美咲

いいじゃん！
減るもんじゃないし！

日向奏星

いや、減ってるじゃん！

姫川美咲

堅い事言いっこなし！

日向奏星

じゃあ美咲の
唐揚げも〜らいっ！

それに負けじと奏星も美咲の弁当のおかずを奪う

姫川美咲

あっ！それ！！
一番大きいヤツじゃん！

日向奏星

堅いこと言いっこなし！

姫川美咲

でも奏星・・・

姫川美咲

今美咲って
言ってくれたね！

日向奏星

あれ？そうだっけ？

姫川美咲

おい！おい！
今重要なシーンだったよ

日向奏星

意識してなかった・・

姫川美咲

まぁ、いいっか

奏星と美咲が楽しげに昼食を楽しんでいると

クラスメイトA

あの・・・

昨日、一悶着あったクラスメイトが恐る恐る近づいてきた

姫川美咲

は？何？アンタら・・

クラスメイトB

昨日は・・その・・

姫川美咲

帰れよ！

姫川美咲

顔も見たくないから！

日向奏星

美咲っ！

姫川美咲

だってさ奏星！

姫川美咲

コイツら昨日、私の事
屋上から突き落とそうと
したんだよ？

姫川美咲

殺そうとしたんだよ？

姫川美咲

だいたい今日も普通に
学校に来てる事自体
意味わかんなくない？

日向奏星

そうだけど・・・

姫川美咲

奏星が助けに
入ってくれたから

姫川美咲

無事だったけどさ・・・

姫川美咲

奏星が居なかったら、私
死んでたかもしんないんだよ

日向奏星

たぶん謝りに
来たんじゃない？

姫川美咲

ふん！知らないっ！

姫川美咲

絶対コイツらの事
許さないからっ！

日向奏星

私は美咲の事
許したのに？

姫川美咲

ぐ・・・

姫川美咲

それ言われると
言い返せないじゃん！

日向奏星

ホラ！みんな！
謝りたいなら今！

姫川美咲

今がチャンス
みたいに言わないでよ！

クラスメイトA

本当にごめんなさい！

クラスメイトB

ごめんなさい！

姫川美咲

ふんっ！

日向奏星

美咲ったら！

姫川美咲

・・・・・

姫川美咲

わかったわよ！
許してやるわよ！もぅ！

姫川美咲

奏星に感謝しなさいよね！

姫川美咲

奏星が居なかったら
絶対許してないし

姫川美咲

アンタらだって
殺人犯になってたかも
しんないんだかんね？

姫川美咲

そこんトコわかってる？

クラスメイトA

う、うん・・・

クラスメイトB

分かってる・・・

姫川美咲

まぁ、仕方ないから
許してやるわよ！

姫川美咲

まぁ、私も悪かったし・・

姫川美咲

ごめん・・・

日向奏星

ふふふ

和久井龍也

素直じゃねーよな

和久井龍也

普通に許してやるって
言えばいいのによ！

姫川美咲

うっさいわね！

姫川美咲

喋りかけないでよ！
耳が腐るからっ！

和久井龍也

あーそーですかー！
耳腐ってんのかー

和久井龍也

それなら悪口言っても
聞こえねーなぁー

和久井龍也

だって耳腐ってんだから

姫川美咲

いちいち
うっさいわねぇ

和久井龍也

あれ？可笑しいな
耳腐ってんのに
俺の声が聞こえてるなぁ

和久井龍也

不思議だなぁ！おい！

姫川美咲

あー！！イライラする！

姫川美咲

向こう行きなさいよ！

和久井龍也

ココ俺の席だし！

姫川美咲

（こいつぅ・・・）

日向奏星

仲良いね！ふたり！

姫川美咲

どこがよっ！
こんなヤツ！

和久井龍也

奇遇だな！俺もお前と全く
同じこと考えてたわ！

和久井龍也

こりゃ、赤い糸だなぁ

姫川美咲

あんたと赤い糸とか
小指切り落とすわ！

和久井龍也

ヤ○ザか！

姫川美咲

それくらい嫌って意味！

和久井龍也

はい！はい！
そりゃ失礼しました！

和久井龍也

邪魔者は寝ますよ！

日向奏星

あの・・揚羽くんは？
一緒じゃないの？

和久井龍也

ああ、職員室だよ

和久井龍也

なんか常盤先生に
話があるみたいでさ

姫川美咲

奏星！そんなヤツいいから！

姫川美咲

お弁当たべよ！

日向奏星

あ、う、うん・・・

凛太郎は昨日起きた事を全て話した

揚羽凛太郎

すいませんでした

揚羽凛太郎

まさかアレが姫川の
罠だったって
全然気づかなくって

揚羽凛太郎

俺が日向から
目を離してる隙に

常盤小雪

まぁ、でも結果的には
日向さんが教室登校
出来る様になったんだから

常盤小雪

別に良いじゃない！

揚羽凛太郎

まぁ、そうですけど

常盤小雪

でもとりあえずは
これで安心ね

常盤小雪

揚羽くんも
ありがとうね♫

揚羽凛太郎

まぁ、俺は友達の為に
やった事っスから！

常盤小雪

また今度改めて
和久井くん含めて
お礼させてもらうわ

揚羽凛太郎

だからいいですって！
お礼なんて・・・

揚羽凛太郎

友達の為に動くのは
当たり前な事なんスから

常盤小雪

ホント揚羽くんって
不思議な人よね

揚羽凛太郎

え？どういう
意味っスか？

常盤小雪

どうしてそんなに
人のために動けるの？

常盤小雪

普通はできないわよ？
そんな事・・・

揚羽凛太郎

うー・・・ん

揚羽凛太郎

あまり深く考えた事
ないっスけど

揚羽凛太郎

強いて言えば
憧れ？って感じっスかね

常盤小雪

憧れ？

揚羽凛太郎

中学の時に父さんが
病気で死んだんスけど

揚羽凛太郎

その父さんがお節介な人で

揚羽凛太郎

昔からいろんな人のトラブルに
首突っ込んでたんスよ

常盤小雪

へぇ〜・・・

揚羽凛太郎

そんな父さんの口癖が

揚羽凛太郎

「困ってる人がいたら
見捨てるなんて事は
絶対にするな！」

揚羽凛太郎

「どんな人でも笑顔で
助けてやる！そんな男に
なってほしい」って

常盤小雪

立派なお父さんね

揚羽凛太郎

はい！昔からヒーローみたいで
かっこいい父さんだったんです

常盤小雪

父親の背中を
追いかけてるって感じ？

揚羽凛太郎

そんな感じっスね

揚羽凛太郎

だからそんな父さんに憧れて

揚羽凛太郎

いろんな人にお節介
焼いてるって感じなんですよ

揚羽凛太郎

まぁ、龍也からは
あまりやり過ぎるなって
いつも言われてますけど

常盤小雪

なんで？素晴らしい
事じゃない？

常盤小雪

私は誇って良いと
思うけどなぁ

揚羽凛太郎

実は中学の時に
色々あって・・・

常盤小雪

え？

揚羽凛太郎

実は中学の頃・・・
電車に乗ってる時に

揚羽凛太郎

偶然横で、痴漢の
被害に遭ってる
女の子が居たんですよ

常盤小雪

痴漢？

中学生の頃

明らかにその女の子が震えてて居ても立っても居られなくて

揚羽凛太郎

おじさん！さっきから
何やってるんです？

揚羽凛太郎

この手で！

サラリーマン

なっ！なんだ君は！

揚羽凛太郎

ただの通りすがりですけど

揚羽凛太郎

さっきからずっと
その子のおしり
触ってましたよね？

女の子

・・・・・

サラリーマン

何をバカな事を！

サラリーマン

名誉毀損で
訴えてやろうか？

揚羽凛太郎

まぁ、俺も同じ男ですから

揚羽凛太郎

気持ちが分からない
って言ったら
嘘になりますけど

揚羽凛太郎

やってしまった物は
しょうがないんだから！

揚羽凛太郎

ちゃんと自分が犯した
罪を認めましょうよ！

揚羽凛太郎

おじさん大人でしょ？

サラリーマン

ぐ・・・

女の子

この人・・痴漢です！

女の子

ずっと私のお尻
触ってたんです！

サラリーマン

この小娘がぁ！

揚羽凛太郎

ちょっとおじさん！

揚羽凛太郎

この拳どうする
つもりですか？

揚羽凛太郎

まさかとは思いますけど
その子を殴るんですか？

揚羽凛太郎

また罪が増えますよ

サラリーマン

うぐ・・・

女の子

お兄さん
ありがとうございます

揚羽凛太郎

怖かったでしょ？
もう大丈夫だから！

女の子

はいっ！

常盤小雪

へぇ・・・
立派じゃない！

揚羽凛太郎

・・・・・

常盤小雪

どうかしたの？

揚羽凛太郎

実はその子と
話していくうちに

揚羽凛太郎

通ってる中学が
近所だってわかったんです

常盤小雪

それで？

揚羽凛太郎

俺・・・

揚羽凛太郎

その子の事が心配で

揚羽凛太郎

その痴漢の日からしばらく
同じ時間の電車で
一緒に通学してたんです

常盤小雪

同じ電車で一緒に？

揚羽凛太郎

はい・・・

揚羽凛太郎

降りる駅も一駅違い
だって事もあったし

揚羽凛太郎

それにもしかしたら、また
痴漢に遭ったりするん
じゃないかって心配で

常盤小雪

へぇ・・・

揚羽凛太郎

でも・・・

常盤小雪

何かあったの？

揚羽凛太郎

その日から、その子から
言い寄られるように
なったんです・・・

常盤小雪

ああ・・・

常盤小雪

勘違いさせちゃった訳だ

揚羽凛太郎

は、はい・・・

揚羽凛太郎

ストーカーまがいな事を
された事もあって

常盤小雪

あらら・・・

揚羽凛太郎

まぁ、その後は互いの
親同士の話し合いで

揚羽凛太郎

今後一切接触しない
って話になったんで

揚羽凛太郎

それ以来その子とは
会ってないんスけど・・

揚羽凛太郎

そんな事があったから

揚羽凛太郎

龍也からは
あまり深入りするなって
言われてるんです

常盤小雪

まぁ、和久井くんは
中学からの友達だし

常盤小雪

揚羽くんの事が
心配なのね。きっと

常盤小雪

たぶん私が
和久井くんの立場でも
同じ事を言うと思うわ

揚羽凛太郎

けどやっぱり
困ってる人見ると

揚羽凛太郎

体が勝手に
動いちゃうんスよね

常盤小雪

まぁ、でも日向さんの
場合は大丈夫じゃない？

揚羽凛太郎

まぁ、そうっスね

揚羽凛太郎

なんか鈍感そうだし

常盤小雪

あー！今の日向さんに
言っちゃおうかなぁ？

揚羽凛太郎

あ、いや、今のは──

常盤小雪

ふふふ、冗談よ

キーンコーン

カーンコーン

揚羽凛太郎

あ！もう
昼休み終わりか！

常盤小雪

あら？もうそんな時間？

常盤小雪

ごめんねぇ。
せっかくの昼休みなのに

常盤小雪

長々と喋っちゃって

揚羽凛太郎

いえ！大丈夫っスよ！

揚羽凛太郎

じゃあ、俺もう行きますね

常盤小雪

うん！午後からも
頑張って！

揚羽凛太郎

はい！失礼します！

ガラガラ

常盤小雪

（揚羽くんにも
色々あったのね・・・）

ガラガラ

日向奏星

（あ！揚羽くん）

和久井龍也

よっ！リン！

和久井龍也

なんの話だったんだ？

揚羽凛太郎

昨日の日向の話を
聞かれたんだ

和久井龍也

あぁ！それね！

和久井龍也

常盤先生、困惑しまくり
だったもんなwww

揚羽凛太郎

まぁな

揚羽凛太郎

でも俺の話聞いて
安心したっぽい

和久井龍也

まぁ、日向はこれで
安心だろうからな

日向奏星

・・・・・

凛太郎は背後に奏星の視線を感じる

揚羽凛太郎

ん？日向？どうかした？

日向奏星

う、ううん・・・

日向奏星

な、何でもない・・・

揚羽凛太郎

そっか

日向奏星

・・・・・

姫川美咲

（ふー・・ん）

姫川美咲

（そういう感じか・・）

奏星から何かを感じたのか美咲は笑みをこぼす

日向奏星

どうかした？

日向奏星

笑顔だね？美咲

姫川美咲

ううん。別に

日向奏星

そっか・・・

数日後の放課後

揚羽凛太郎

さて帰るか！

凛太郎が靴を履き替え外に出た瞬間

辺り一面に大粒の雨が降り出した

揚羽凛太郎

うっそ！？まじで！？

揚羽凛太郎

雨降ってきたよ

揚羽凛太郎

うわぁ、最悪だ・・・

揚羽凛太郎

はぁ〜・・・

揚羽凛太郎

雨が止むまで
足止めだな！

日向奏星

揚羽くん？

揚羽凛太郎

おぅ！日向！

揚羽凛太郎

今から帰り？

日向奏星

うん・・そうだけど
揚羽くんは？もう帰るの？

揚羽凛太郎

いやぁ、それがさ

揚羽凛太郎

雨降ってきちゃってさ

揚羽凛太郎

傘忘れたから
雨宿りしてるんだよ

日向奏星

今日の天気予報で
午後は70%だって
言ってたじゃん！

揚羽凛太郎

え？まじで？70%？

揚羽凛太郎

俺・・天気予報
見ないからさ

日向奏星

見なきゃダメだよ

揚羽凛太郎

て事は雨宿りしてたら
一生帰れない感じ？

日向奏星

明日の朝まで
雨だって予報だったよ

揚羽凛太郎

うわぁ、最悪・・・

揚羽凛太郎

はぁ〜どうしよ・・・

日向奏星

あの・・揚羽くん？

揚羽凛太郎

ん？どうした？

日向奏星

よかったら
私の傘に入る？

揚羽凛太郎

え？いいの？まじで？

日向奏星

流石に今日はここに居たら
帰れなくなっちゃうよ

揚羽凛太郎

サンキュー！日向！

揚羽凛太郎

渡に船ってのは
まさにこの事だな！

揚羽凛太郎

やっぱ持つべきものは
友達だよな！

揚羽凛太郎

ありがとう！日向！
助かるよ！

日向奏星

（友達か・・・）

日向奏星

（そうだよね・・・）

日向奏星

（揚羽くんにとって
私は友達なんだよね）

揚羽凛太郎

ん？どうかした？

日向奏星

ううん。何でもない

日向奏星

私今から帰るけど
揚羽くんは
もう帰れる？

揚羽凛太郎

うん！大丈夫だよ！

お節介アゲハと弱虫ヒナタ

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とりあえず、美咲ちゃんと友達になれたみたいで良かった！和久井くんの、凛太郎くんを心配してる様子､めっちゃいいですよねぇ… 続き楽しみにしています!!

×××

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お節介アゲハと弱虫ヒナタ

第6話 - 突然の雨

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