ハンドレ物語　頭のいい少女の過去と他のハウスとの話

もしかしたら長くなるかもしれません。 その時は前編と後編で分けているかもしれないです。 よろしくお願いいたします…

時は遡り、私が6歳の頃である

そう、私は昔からお母さんにヒイキされていた

うちはお父さんがまだ私が物心がついていなかった頃に事故で亡くなった だから今は家にお母さんしかいない

いろんなことが許されるし、たっくさん褒めてもらえるし

いいことや嬉しいこともたっくさんあるんだけど、

そんな自分の幸せよりもお母さんの流愛への愛情のなさと流愛の苦痛が耐えられなかったんだ

だからこういう時、私は必ず流愛を連れ出して、二人きりのところで本当の姉としての気持ちを伝えているんだ

こうやって毎日のように流愛を慰めて、慰めて、

　二人だけの秘密計画　 を楽しんでいた

私も流愛もお互いに助け合って楽しめる人生にしていきたいな、 そう、信じていた だったのに…

出来事は、起こった

私が中学3年生になった時のことだった

流愛と私は中学受験をしたのだ

私は 「お母さんと協力して、勉強を楽しいと思えるように頑張りながら」、 見事中学受験で難関校「浜王女子学園中等部」に受かることができた。

でも流愛は…

お母さんは私とは違い、流愛には塾代と教科書参考書代しか払わなかった。 勉強を教えてあげることもなかった。

だから、落ちた。

そうして流愛は家出をした

私は学校同士の親交で流愛の学校に学年で遊びに行った

屋上には流愛がいた

屋上のわずかな手すりにちょこんと座った流愛が

そう言い残して流愛はここから姿を消した

この私の視界から