友人
それは 授業の終わった放課後だった。
友人の翔が 俺の机まで来て口を開く。
俺
友人
俺
女の都市伝説なんて初めて聞いた。 少し興味があるかもしれない。
友人
友人
友人
俺
俺
友人
友人
俺
友人
俺
友人
なんて どこかふわっとした会話をする。
………都市伝説のは ふわっとじゃあないけど。
友人
友人
俺
友人
ちょっとムカついたので 適当な言葉を口に出す。
お前が殺されたら 多分俺ボッチになっちまうよ。
俺
時間が経ち 俺は自分の部屋に居る。
気になった都市伝説について なんとなく調べている最中だ。
ネットの記事によると 本当に居るらしい。
信じ難い写真と共に 女の存在を証明する長い文字が 沢山綴られている。
俺
ネットなんて 信じない方が良いけど。
俺
明日も早いしな。
母さん
母さん
俺
俺
母さん
母さん
最後の「不審者」の言葉で 何故か女を思い出してしまう。
謎に記憶力のある自分に 嫌気がさしてしまう。
ま、授業が終われば もうきっと忘れている筈だ。
俺
冬の風は冷たい。 マフラー無しだと 首元が冷えて仕方が無い。
俺
俺
俺
呑気に言葉を繋いでいる途中 突然視界がぐらっと揺れた。
…やってしまった。
俺
俺
かなり綺麗なお姉さんと ぶつかってしまったのだ。
空を見上げながら歩いていたからか。 ぶつかったのは空のせいだ(理不尽)
俺
俺
立ち上がってばっと手を広げる。 ……少し腕を伸ばしすぎた、つりそう
俺
俺
少女漫画的な言葉を選んでしまった
事実だし、良いとするか…。
俺
友人
久しぶりに俺から話をかける。 たまには良いだろう。
俺
俺
友人
友人
俺
友人
友人
友人
俺
俺
友人
俺
友人
こいつと話すと調子が狂う… あ、いつもこんな調子だった。
あのお姉さん、また会えるかな
俺
母さん
母さん
俺
俺
母さん
俺
母さん
俺
俺の知ってる人って なんか皆おかしいな???
俺
俺
母さん
俺
………俺も変かもしれない。
それから時は過ぎて あのお姉さんと再開する日が来た。
その日はちょうど 学校へ向かう時だった。
母さん
母さん
俺
俺
母さん
俺
ぶつかってしまったお姉さんが居た。
俺
俺
俺
俺
それから俺はお姉さんと仲良くなり
沢山話して親しくなった。
今日は家に誘われているので これから行こうと思う。
お姉さんの部屋…楽しみだなぁ
一応俺も男だ 女の人の部屋くらい気になるさ。
ピンポーン
隣の家… お姉さんの家のチャイムを鳴らす
心臓が少しうるさい。
俺
俺
その部屋はとても シンプルだった。
白の壁に 花のような形の柄。
床はわりとツルツルしてる。
……って俺変態じゃん。
俺
俺
俺
俺
俺
俺
お姉さんが何かを言っている
俺は気になって話しかける それがマズかったのだ。
俺
俺
俺
俺
その言葉を口にした瞬間 目の前に赤色が飛びちる
これはきっと俺のだろう
ズキズキなんてものじゃ言い表せない程の痛みが僕を襲う
痛い痛い痛い意識が遠くなる
痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い
あぁ、意識が
消えていく
瞼が重い 俺は限界だ
だぁいすき
コメント
3件
怖すぎます…((((;゚Д゚))))ガクブル 流石ですね…!
ちなみにお姉さんは最近引っ越してきたので 私立の学校がある事は知らないはず………