2人は全走力で家まで走った
途中、ガラスの破片が体に刺さってる人や、水を求める人に何度も「助けて」と言われた
だが、どうすることもできない
市民
市民
るぅと
ジェル
これが地獄と言わずして何と言おう
ジェル
るぅと
必死の思いでたどり着いた家
たが
運命は残酷だ
家は全壊して、瓦礫しかない
るぅと
ジェル
ジェル
るぅと
2人で必死に瓦礫をどかした
そして、ついに人の手が見えた
るぅと
ジェル
運命は残酷だ
瓦礫の下から出てきたころ兄は、もう息絶えていた
るぅと
ジェル
るぅと
るぅと
ジェル
るぅと
ジェル
どれだけ声をかけても
どれだけ揺さぶっても
目を覚まさないころ兄
るぅと
るぅと
ジェル
それから僕たちは瓦礫の下から出てきた食料を食べ、すでに3日がたった
周りにも、泣き叫ぶ人や死体を運ぶ人が絶えない
僕たちは、ぼんやりと死体となり蛆が湧き始めてきたころ兄を見つめていた
ジェル
るぅと
兵隊
救助活動を行っている兵隊さんが話しかけてきた
ジェル
兵隊
るぅと
兵隊
ジェル
兵隊
2人でさと兄のお墓の横に穴を掘った
まさかころ兄も埋める日が来るなんて…
るぅと
ジェル
そして、僕たちは鮮やかで、まるでころ兄みたいにまっさおな青空の下、顔をぐしゃぐしゃにしながら歩いた
コメント
37件
主さん、推し様が○ぬのをかくのも悲しかったよね…僕がこういうやつ書くとしたら、絶対推しは○せないから、他の人が感動すること考えてるんだなって思えてすごい…
そんななんて、、ころちゃん死なないで、、
そんな、そんなああああああなんで。