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4話目

僕…このギター本当に欲しかったんです

……

知ってるよ

え、?

前ね、たまたま聞こえちゃって

喜んでもらえなのなら嬉しいよ

……でも高かったでしょ?

いいんだよ

このくらいでしかお金なんて使わないし

僕も…役に立たないし

ッッ

ガチャッ

ガチャッ

へッッ、

あっ、

えっ、なっなんで…ブルブル

なんとなく 泣いてるんじゃないかって思って

無意識にドアを開けていた

鍵はかかっていなかった

中は暗くて 少し散らかっていて

青にぃ、?

お兄ちゃんは僕より背が低くて 細くて消えてしまいそうだと思った

あ、あれ、

ッッ!!

僕は青にぃの机の上に 飾られている写真に目を向けた

僕はあんまり覚えてないけど みんなが笑っている家族写真

6人みんなが

あッ…こっこれは

これだけはッ

ギュッ(写真

……

青にぃは直ぐにその写真を隠して 握っていた

すごく大事そうに

すみません、

勝手に入って

ううん…大丈夫だよニコ(作笑

これ以上は 青にぃが泣いてしまいそうだから

僕は部屋をでた

……

あっ、黄くん

ねぇ、紫にぃ

ん?

なんで青にぃはあんなに怯えているの?

ッッ、

…俺たちが怖いんだよッッ

でも青にぃは僕達が好きだよね?

え?

だって、

僕は写真の話をした

そっ、か

……何があったの?

……俺達がね、

幸せを壊しちゃったんだッッ

……

なんで今は完璧で優しいお兄ちゃんなの

…少しでも戻すためにだよ

俺達は、またみんなで笑い合いたいんだ

そのための、試練か、な

辛くないけど…ね、

1度壊れたものは……二度と同じ形には戻らない…のかな

そう言いながら 赤にぃはさっき僕が割ったコップを 新聞で包む

でも、

違う形でも、綺麗なものはあるとおもいますよ

コップの欠片はキラキラしてて綺麗ですもの…

きっと僕の自慢の兄弟も

割れたガラスの欠片なのかもしれない

まって、没った

なんか変な終わり方しちゃった

納得いかない……

けどもうこれ以上は 書けないからだすね

なんかごめんね

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