/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
クルト
ん〜
クルト
仕事終わり…
クルト
って…もうこんな時間か
クルト
(先にベリアルとウピル部屋に返して正解だな)
クルト
ボクも寝るか…
アベリア
こんにちは〜
クルト
……は？
アベリア
やっほ〜シュガー
アベリア
今日は月が綺麗だよ
クルト
…え、何勝手に入ってきてんだよ
アベリア
…？
アベリア
ダメだった？
クルト
いやプライベートって言葉知ってます？
アベリア
知ってるよ？
クルト
いやボクにもプライベートが…
アベリア
いいかなって
クルト
えぇ…？
クルト
それで、何の用？
クルト
もうボク寝るけど
アベリア
いや、月でも見ながらお酒でも飲まない？
クルト
いや、寝る
アベリア
ちょ、シュガー
アベリア
そんな事言わないで飲もうよ
クルト
ボクがお酒苦手で弱いの知ってて言ってんだろ
アベリア
シュガーお願い〜
アベリア
たまにはいいでしょ？
クルト
…はぁ
クルト
少しだけな
アベリア
やった〜！！
アベリア
大好き〜！！
クルト
はぁ……
クルト
んで、お酒持ってるの？
アベリア
そりゃ、もちろん！
アベリア
先に準備してきた
クルト
まぁ準備がいいようで…
クルト
…なにそれ、綺麗
アベリア
ふふ、でしょ？
アベリア
凄くいい赤色でしょ？
アベリア
まるでシュガーの目みたい
クルト
…それ、強い？
アベリア
うん
クルト
じゃあ辞めておく
クルト
先に始めてて
クルト
ボクもなんか準備するから
アベリア
ほんと？一緒に飲んでくれるの？
クルト
どっかの誰かさんのせいで眠気も吹き飛んだから
アベリア
ならその誰かさんに感謝しなきゃね！
クルト
…はぁ
クルト
静かに待ってろよ
アベリア
はーい
クルト
おーい、持ってきたぞ〜
アベリア
しゅが〜！！！
クルト
うわっ、お前どれだけ飲んだんだよ
クルト
つかどんだけ強いの飲んだんだよ……
アベリア
いやぁ？つい楽しくなっちゃって…
アベリア
ほらほら、シュガーも座って！
アベリア
月、綺麗だよ
クルト
はいはい綺麗ですね
アベリア
も〜冷たい〜
クルト
はぁ…
アベリア
シュガーそれなんのお酒？
クルト
ん？昔飲んだやつ久しぶりに飲みたくなったから
クルト
引っ張り出してきた
アベリア
綺麗な青色〜
クルト
……
グラスをアベリアの顔の近くまで持っていく
きょとん、と首を傾げるアベリア
たまには許されるだろうと思い口を開く
クルト
ほら、アベリアの瞳の色
アベリア
…へ？
クルト
似てるでしょ？
クルト
だから昔飲んでた
アベリア
…え
アベリア
シュガー酔ってる？
クルト
酔ってるのはお前だよ…
クルト
泊まる？
アベリア
泊まる〜！
アベリア
シュガーのベットで寝る！！
クルト
それは辞めてくれ…
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
/s/[storyId]/_containers/next-in-series-container/next-in-series/assets/list-icon.c10ab777f3210550.svg){kind=icon}
作品ページ