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蒼弥

ごめん…

桃華

構わないわよ

桃華

私はこうなる運命みたいだし…

蒼弥

蒼弥

さよなら…

桃華

桃華

えぇ…さよなら…

僕は机上にあるナイフを彼女に向けた

時は遡り数日前

僕はいつものように1人寂しく学校から帰っていた時だった

ふと通りかかった公園にクラスメイトの ある女の子がいた

そしてその近くに見知らぬ男の人

何かと思ってみていると次の瞬間

その男の人はその女の子を眠らせた

明らかな犯罪行為をしたのを見て僕は彼女に駆け寄ってた

そしてその子を眠らせた男の人に一言言おうとした時

僕も彼女と同じように眠らされた

次に目が覚めた時そこは知らない場所

その部屋には僕以外にも何人かいた

その中にあの子がいた

クラスメイトの桃華さんだ

その後少し辺りを確認するとここにいるみんなは高校生ということが分かった

だが、不思議なことにみな面識はない

少しの間の後ある1人が声を上げる

和樹

おいお前ら

和樹

黙ってちゃ始まんねぇぞ

和樹

なんか話してみろや

その一言はとても高圧的なものだった

だが言ってることは正論だ

黙っていたら何も始まらない

蒼弥

彼の言う通りだ

蒼弥

とりあえずまずは自己紹介くらいはしておかないと…

和樹

見た目の割に中々なことを言うようだなぁ?

蒼弥

え?…あっいや………

和樹

まぁいいや…

和樹

俺は和樹だ

和樹(かずき) 性別/男 髪色/オレンジ 性格/短気より

香澄

わ、私はか、香澄……です

香澄(かすみ) 性別/女 髪色/黒 性格/控えめ

莉央

あたしは莉央だよ

莉央(りお) 性別/女 髪色/金髪 性格/明るい

隆太

僕は隆太だ

隆太(りゅうた) 性別/男 髪色/藍色 性格/冷静

光輝

俺は光輝と言う

光輝(こうき) 性別/男 髪色/黒にメッシュの赤 性格/不明

和樹

あんたら2人は?

桃華

私は桃華よろしくね

桃華(ももか) 性別/女 髪色/薄い桜色 性格/穏やか

蒼弥

ぼ、僕は蒼弥だ

蒼弥(そうや) 性別/男 髪色/黒 性格/やる時はやる

蒼弥

桃華さんと僕は同じ高校のクラスメイトです

和樹

つーことは

和樹

あんたら2人以外は面識ゼロってことか

隆太

僕らが集められた理由は?

莉央

そんなの分かるわけないでしょ

香澄

わ、私達に共通点なんて…

そんな話をしてると何処からか声が聞こえてきた

あーあー

皆様おはよぉございます♪

その声はこの場にふさわしくない声色で 話しかけてきた

和樹

ど、どこにいやがる!?

私のことはあとでいーでしょ?

今は私がここから出るためのお話をしてあげるんですからね☆

隆太

ここから出る方法だと?

興味わきました?

莉央

あたし達は最初からそれを知りたいのよ!

じゃあサクッとお話しますねぇ☆

まず皆様にはよくあるデスゲームやってもらいます(*^^*)

光輝

なに?

香澄

デ、デスゲームって……

お察しの通り命のやり取りです

でも出るためには避けては通れない道ですからね〜

ここでずっとは暮らせないですよォ

どーせ皆様出たいんでしょ?

和樹

当たりめぇだ!

なら、デスゲームに関して文句は無しでお願いしますね〜

早速デスゲームのお話なのですが

まぁ簡単に言いますと皆様実は共通点があります

蒼弥

僕らに共通点?

それは…

みーんな殺人鬼って事です(*^^*)

その言葉を聞いた途端部屋の温度が急激に下がったのを感じた

みな、戦慄しているのだ

隣のヤツが…正面のやつが殺人鬼なんだ

そして…自分すらも殺人鬼……

これを皆様に伝えたところで信じはしないでしょうけれど

その場の空気は凍てつきましたか?

それで〜

皆さんには殺人鬼を処刑してもらいます

ですが、処刑の方法はこちらで考えてあります

皆さんは誰を殺すかを話し合いで決めていただき

その投票結果にて選ばれた人を死罪とさせてもらいます☆

ちなみになんですけどぉ

みんな殺人鬼とは言いましたがホントにそうなのか分からないと思うので

一人一人に関係のある資料をその扉の先に散りばめてあります

皆さん死にたくなければ血眼になって探して

是非話し合いで勝ってくださいね☆

ここまででなにか質問ありますかぁ?

香澄

ほ、ほんとにみんな殺人鬼なんですか?

どーでしょうねぇ?

私の言葉を鵜呑みにするしないはそちらで決めてくださいよォ

ただ私から言えることはあの一言でみーんな疑心暗鬼になってくれたかなぁ と

隆太

話し合いとはいつでも出来るのか?

お!いい質問ですね〜

あらかじめ決めてある時程がありますので

その時間になったら特定の場所にお集まりください

その時はまたアナウンスするのでね☆

莉央

さっきの話の中であたしらに関係ある資料って言ったが

莉央

それは全員分そこにあるのか?

それもなかなかいい質問です!

部屋に隠された資料は2種類ずつです

例えばAとBのふたつ

それら2つを見つけてください

まぁ2つ見つけられなくても話し合いするのには変わらないので

1つさえ見つかればそれでいいですよ〜

桃華

つまり1度に死罪にできるのは1人まで…

香澄

そ、それで出れる可能性もあるってことですか…

そのとーり!

その人だけが殺人鬼ならば皆様晴れて脱出です!

他に質問の方はありますかね?

無いのであればその扉のロックを解除します

出てからなにか質問があってもすぐにはお答えできません

話し合いの時間に私もその場に出るので

その時に疑問の方をぶつけてくださいね

では!扉のロックを解除します!

皆様楽しんできてくださいね〜☆

僕達とは明らかな温度差のある その声の持ち主は高らかに 開始の合図を出した

それと同時に開く扉

群れを作るようにみなその扉の先にと消えていった

部屋に残されたのは僕と桃華のみ

蒼弥

ね、ねぇ?

桃華

蒼弥

ほんとに殺人鬼なのかな…

桃華

分からない…

桃華

私だって人を殺すなんてやったことないし…

蒼弥

僕も殺人なんてしたことないよ

蒼弥

でもあの声の持ち主は…

桃華

そうね……

蒼弥

これからどうすればいいのかな…

桃華

あの声の言う通り証拠集めに行くわよ

桃華

ここに居る以上ここのルールは絶対

桃華

私も死ぬかもしれないんだ

桃華

死なないためには…

蒼弥

うん…

蒼弥

分かってるつもりだけど…

桃華

思い悩むのも分かるけど

桃華

それでウジウジしてたらやってけないからね

桃華

私は先に行ってるよ

蒼弥

う、うん…

始まったデスゲーム

この場所から出る方法はただ1つ

他者を踏み台にすること…

話”死”合い【終】

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コメント

4

ユーザー

続きが楽しみなんじゃあ……( ˘ω˘ )

ユーザー

100超えたら連載版を書くと言ったので書いていきます

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