眩しい
意識が浮上してくる
勇者
私は確か
もう一人の私を見て…
勇者
勇者
魔法使い
魔法使い
魔法使いは私に頭をさげた
魔法使い
魔法使い
魔法使い
魔法使い
勇者
勇者
魔法使い
魔法使い
魔法使い
勇者
勇者
勇者
魔法使い
魔法使い
魔法使い
魔法使い
いつだったかは忘れたが
私はある本を見つけた
その本の名前は『真実』
私はその本を読み進めた
一週間経ち、私はあの本を読破した
そして私は、この本が魔導書なるものだと理解した
ああ、順を追って話すよ
まず、この本に記述されていたのは
私が生きるこの世界を、物語に変える方法
まぁ、『魔法が無制限に使える世界に変える』 みたいに捉えてくれればいい
そして、魔法の使い方と呪文
この魔法は、『物語の設定を対象に押しつける』というもので
例えばAさんという人がいるとしよう
そのAさんに『勇者』の設定を押しつけたとする
そうすると、Aさんがもともと持っていた記憶はなくなり
物語にある勇者の記憶や能力が授けられ 体は、物語の中の勇者の体に変わっていく
しかし、その勇者が 物語の中の勇者と同じ行動をとるとは限らない
例えば、『見知らぬ魔法使いに会いに来たり』等だな
そして、あの世界はその者が歩んだ道を映し出す物だ
きっと、あの世界は君のことを
物語の中の勇者だと思ったのだろう
それでだ
君は勇者という役を押し付けられたのだ
まぁ、記憶や力が中途半端なところを見るに
不完全な魔法を受けたようだがな
これが、魔法の真実だ
魔法使い
魔法使い
魔法使い
魔法使い
勇者
魔法使い
魔法使い
違う、ちがう
勇者
魔法使い
あ、
勇者
魔法使い
魔法使い
魔法使い
脳が焼けるような感覚だった
勇者
魔法使い
魔法使い
一般人
一般人
魔法使い
一般人
一般人
魔法使い
魔法使い
魔法使い
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