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(💚💜)「あの夏が飽和する。」

あの夏が,

あの夏が俺を

連れ去ってった。

かけたアラームは、午前6:00

それなのに,5:26 中途半端な時間に目が覚める

はぁー,今日もかよ。

ここ,最近

早起きをし過ぎてる

と,自分でも思う。

カーテンを開けても,ちっぽけな太陽が見えるくらい

ミーンミーン

外からは耳障りな蝉の声

夏は,嫌いだ。あの夏を思い出してしまうから。

いつの間にか,1人で歩くことになった通学路.

あいつが居たら

「しゆんさん,おはよ。」っていつも喋りかけてくれてたんだろう。

おーい!しゆん(??

遠くから呼ばれた気がして振り向く

ヨッ!

なんだ,お前か

振り向くとあいつの次に仲のいい友人

あいつとは,何気に分かり合えないこともあったし 喧嘩もあったけど,俺の中では1番の友だった。それに…。

お,そましゆ!

おはよ。

次に,声をかけてきたのは,あいつの相方。 喧嘩しまくってだけど,お互いがお互いを認めてる 良いライバルだった。

おはよう。ばぁう

そまばうは、最近いい雰囲気らしい まぁ、ここ中高一貫の男子校だから 恋愛対象男子になるよなぁ…

男子校なのに,性別中性(女子)のあいつが転校してきた時は すごく,驚いた。

ってか,お前ら付き合ってんの?

ノリでそう聞くと,

…(図星)

ガチだったらしく

図星かよw

そんな 何気のない,他愛のない話の中にも

やっぱり,あいつだけは居なくて

君と居ない日々が何もないかのように過ぎてく クラスでも

(ボーッ)

あいつの席なんて,もう無いし。 どのクラスにも名前がない。

また,ゆきむら。のこと?

まぁな。

やっぱ、しゆんってゆきむら。のこと…

ふはっ、もう気にしてないし,諦めたから

…そっか

あいつが居なくなってから2年

「もう、帰ってこないんだよ」とか 「気にせず、普通の生活を送れ」とか 色々、言われてきたけど

そんなの分かってる…

でも,

あいつが,あの時のあいつが

頭の中を飽和してる。

「Memories with 6 knights⚔️」【短編】月土

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