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これは、とある女の子の
お話です
トン トン
瑛美(えいみ).
葵(あおい)
瑛美(えいみ).
葵(あおい)
瑛美(えいみ).
葵(あおい)
瑛美(えいみ).
瑛美(えいみ).
葵(あおい)
葵(あおい)
葵(あおい)
昔、ある少女がお気に入りの鏡を紫色の絵の具でぬったら落ちなくなったの
20歳になる直前この子は病気で亡くなっちゃったんだけど
捨てたはずの紫色の鏡がその数年後…部屋にいきなりあらわれたんだって
…それでね「パープルミラー」っていう言葉を20歳の誕生日まで覚えていると鏡の破片が全身に刺さって死んじゃうんだって
ーでもね「ピンク鏡」っていう言葉を覚えていれば大丈夫らしいよ
瑛美(えいみ).
ごそ
瑛美(えいみ).
葵(あおい)
瑛美(えいみ).
2年後
葵(あおい)
瑛美(えいみ).
瑛美(えいみ).
瑛美(えいみ).
葵(あおい)
瑛美(えいみ).
葵(あおい)
瑛美(えいみ).
3日後
葵(あおい)
葵(あおい)お母さん
葵(あおい)
ガラス板を運んでいたトラックが運転を誤り歩いていて瑛美の上にガラス板が落ちたそうだ
葵(あおい)
葵(あおい)
葵(あおい)
葵(あおい)
葵(あおい)
葵(あおい)
…気づけばあんなに好きだったお菓子づくりをしなくなっていた
夢を聞かれてもパティシエと答えることもなくなっていた…
だけど…瑛美との約束はずっと心の片すみに残ったままで…
わたしは高校卒業後パティシエの専門学校に入学した
学校の授業は厳しく不器用なわたしには毎日寝る時間をおしんで練習をした
専門学校の先輩
専門学校の先輩
葵(あおい)
葵(あおい)
葵(あおい)
葵(あおい)
葵(あおい)
11:30頃
葵(あおい)
葵(あおい)
葵(あおい)
葵(あおい)
チラッ(鏡をみる)
葵(あおい)
葵(あおい)
葵(あおい)
瑛美(えいみ).
瑛美(えいみ).
葵(あおい)
瑛美(えいみ).
葵(あおい)
葵(あおい)
ハッ
葵(あおい)
葵(あおい)
葵(あおい)
葵(あおい)
葵(あおい)
葵(あおい)
葵(あおい)
葵(あおい)
葵(あおい)
葵(あおい)
葵(あおい)
カサ…
葵へ どんなに大変でも、ぜんぜんうまくいかなくても、自由に夢を追いかけられるのは、当たり前のことじゃないんだよ。
どんなにがんばりたくてもわたしには…もうできないんだから。
もちろん、パープルミラーの伝説はただの都市伝説。
わたしの死に方は本当にぐうぜんだから、葵のせいなんかじゃないよ。怖がらせちゃってごめんね。
でも二度と夢をあきらめるなんて葵が言わないようにしたかったから……。
葵ならぜったいにパティシエになれるよ!!
それにね、葵は1人なんかじゃない。 わたしがずっと応援してるんだよ!
最後になっちゃったけど20歳の誕生日おめでとう!
瑛美より
葵(あおい)
葵(あおい)
葵(あおい)
葵(あおい)
葵(あおい)