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私は人気者。

生徒会長もやっているし、

この学校で一番かっこいいといわれている、 晃とも付き合っている。

まぁ私もこの学校で一番なんだけどね★

愛菜ー!今日のスピーチ、めっちゃよかった!!

優香

それな!やっぱり愛菜はすごいなー

愛菜

えぇ!?本当?よかったぁー!

うん、めっちゃよかったよ!

優香

あ、晃くん!

やっぱ美男美女だねぇw

愛菜

え!?全然そんなことないよ!?

愛菜

私ほら~…

愛菜

何でもできるわけじゃないじゃん?

優香

えぇ!?

愛菜が何でもできてないなら私たちは何なのー!

愛菜は俺の自慢の彼女だぞ。自信持てよー!

愛菜

そうかなー…!?

優香

あ、

ん?

優香

あの地味子がこっちにらんでるー!!

愛菜

地味子…?誰のこと?

友里子に決まってんじゃん!

あいつ、なんか愛菜に恨み持ってそうだよね~

優香

地味なくせにね。

愛菜

もー!悪口やめ!!

あははっw

優香

愛菜いい子すぎってww

愛菜

そー?

愛菜

あ、私用事あるからちょっといーい?

生徒会?

愛菜

あーうんまぁそんなかんじ!!

優香

おぉ!頑張れ!

頑張れよな!

愛菜

うんっありがと!

友里子

…………

愛菜

あんたさぁ!こっち見るのやめてくんない!?

愛菜

紬達にあんたをいじめてること感づかれたくないって言ってるよね!?

友里子

…………

愛菜

黙ってないでなんか言えよっ!!

愛菜

お前!!ついて来いっ

友里子

…………はい。

愛菜

ねぇ

愛菜

この上乗ってよー

友里子

え…

この上と言い、私が指した場所は、

屋上の柵の上だ。

愛菜

何?今さら怖がってんの?いつもやってるでしょ?

友里子

は、はい…そうですね…すみません…

そういい、友里子は柵の上に立った。

愛菜

私がいいっていうまで降りちゃダメだから~

その時だった。

バキッ

愛菜

ん?

愛菜

何今の音…ーー

柵は、

壊れていた。

愛菜

は?

そして、

友里子の姿は、この屋上のどこにもなかった。

愛菜

う、そ…?

愛菜

落ちた、の…?

愛菜

いっいやぁっ!!!!

え?愛菜!?どうしたの!?

優香

顔真っ青だよ!?

愛菜

あっああっ…

どうしたんだ…?

あのことを言ったら…ーー

愛菜

な、何でもないっ…!!

え?でも…

愛菜

大丈夫だからっ…!!

その時

私の前に歩いてきたのは

友里子だった。

愛菜

…………は?

愛菜?さっきからおかしいよ?どうしたの?

優香

本当に大丈夫…?

愛菜

(なんで…普通に歩いてるの…?)

愛菜

(明らかに、あれは落ちてた…)

愛菜

(なんで死んでないの…?)

愛菜

(普通だったら絶対死んでるはずだよね…?)

愛菜!

愛菜

ハッ

やっぱりなんかおかしいよ…

今日は早退したら…?

優香

うん!私もそれがいいと思う…!!

愛菜

い、いや…

愛菜

大丈夫だから…

愛菜

(あいつは死んでないんだから…)

愛菜

(大丈夫。)

愛菜

(落ち着け自分。)

放課後

友里子

あの…呼び出してどうしたんですか…?

愛菜

どうしたもこうしたもないよっ!!なんで生きてんの!?

愛菜

あんた、あの時落ちてたじゃない!!

友里子

…………

愛菜

黙ってないでなんか言いなさいよっ!!

愛菜

あんたはっ

愛菜

バケモノッ!!!!

愛菜……?

優香

何言ってんの…!?

っ………

愛菜

あ…

愛菜

紬、たち…

優香

あい、な…!?

友里子

フッ

友里子

やっと、本性がばれたね。

愛菜

友里子は、愛菜を強く掴み、 何処かへ連れていこうとする。

愛菜

いっいやっ

愛菜

放してっ!!!

ついていこう!

優香

うんっ…

紬たちが屋上につくと、

愛菜と友里子は柵の外にいた。

な、何やって…!!

愛菜

放せっ!!

愛菜

おいっ

友里子

ざまぁみろ

愛菜は、友里子と一緒に下へ落ちていった。

あっ…ああっ…!?

優香

せ、先生呼ばないとっ…!!

二人の死体を見た人は、こう言っていた。

「一人のほうだけ、ぐちゃぐちゃなんだ…もう一人と比べて…」

「2回、落下した分のけがみたいな感じっていうか…」

友里子

やったぁ…

友里子

これで仕返しができた…

友里子

もう未練なく死ねる…

友里子

1回生き返って、仕返しできた…

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