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台所に立っていたのは、 明るめのメイクに金髪ハーフアップ、 ギャル風の女の子
由貴
みかこ
由貴
虹雨(コウ)
由貴
フライパンでジュウジュウとベーコンが焼かれる中、場の空気は凍りついていく
混乱の朝、除霊の後には── まさかの“新たな霊”が、目玉焼きを焼いていた。
由貴
虹雨は一瞬目を泳がせる。 小さな声でぼそっと言った。
虹雨(コウ)
みかこ
由貴
虹雨(コウ)
由貴
鼻で笑う由貴。なんか昔からこうだったな、と思い出してちょっとムカつく。
虹雨(コウ)
みかこ
虹雨はフッと息を吐いて、 ギャル霊を正面から見る。
虹雨(コウ)
みかこ
ボムっ!
青白い炎がふわっと彼女の身体を包んで、ギャル霊は 少し悲しげな顔のまま消えていった。
由貴
虹雨(コウ)
由貴
虹雨(コウ)
由貴
キッチンのほうから トントンと包丁の音がする。 虹雨が調理している
由貴
虹雨(コウ)
由貴
虹雨がスープとベーコン、 目玉焼きの皿を 手際よくテーブルに運んでくる
由貴
虹雨(コウ)
由貴
虹雨(コウ)
虹雨(コウ)
由貴
虹雨(コウ)
すっと立ち上がり、 和室と浴室へ行く虹雨。 しばらくして、カメラ2台を手に戻ってきた。
虹雨(コウ)
由貴
虹雨(コウ)
由貴
怒りのあまり由貴は虹雨の分の朝食までかっさらって平らげた。
虹雨(コウ)
由貴
虹雨(コウ)
由貴と虹雨の再会。 良かったのか悪かったのか── 少なくとも、 にぎやかであることは間違いない。
続く