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雨彩かなた
思い出なんていくらでも浮かんでくる
顔も匂いも、かけてくれた言葉も、癖や仕草も覚えている
でも、彼の名前と声。
それだけが、どうしても思い出せない
優しく声をかけてくれる彼が断片的に頭の中に残っている
”人は声から忘れる”
そんな事を聞いたことがある
まさか実感するとは思わなかったけど__
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大袈裟だと思われるだろうか
でも、僕は偽りなく彼が大好きだった
貴方が僕を生かしてくれた
神様とは、彼のような人だろう
優しくて、全てしっていて、
生きる希望を与えてくれる
それが神様だ
僕の中では、彼が世界にたった1人の神様だった
僕は死にたくなかった
僕は生きていたかった
そして、貴方に生きていてほしかった
死んでほしくなかった
こんなことを言えば笑われてしまうだろうか
でも、これが僕の10年越しの願望だ
「彼ならどうする?」
「彼がいたら、」
ことある事に貴方の事を考えた
貴方のように優しくなりたかった
そう思うからこそ、貴方の視点で考えることが多かった。
それほど貴方の事が大好きだった
今考えたって、貴方は背中を押してくれないけど。
そういえば、人生で1度だけ彼に怒られたことがある
怒られたというより、お叱りだが
あの時は怒られる意味がわからず、泣きじゃくっていた
でも、今考えてみれば、全て彼の優しさだった。
きっかけは単純。
僕が言ったんだ
「こんなに辛いなら、もう死にたい」
どうせ生きていてもしょうがないと思った
そう口にした途端、彼は見たこともない顔をした。
目を見開き、直後、苦しそうに、悲しそうに顔を歪める。
その表情は、一生忘れることはないだろう。
あれが、彼が初めて僕に怒った、最初で最後の日だった
コメント
1件
最高すぎん???? れるちとこえくん、、まだ、仲良くして欲しかったな、、、 切なすぎるって〜泣(涙腺崩壊中)