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キュウレン ノ カスカ - 朽戀の幽 -
- 注意事項 - cp _ 赤黄 死 ネタ 𓏸 少 グロ系 𓏸
1 _ 誰 .ᐣ
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ピッ … ピッ
どこからかテレビでしか聴かないような電子音が一定のリズムで流れている .
体は動かなくて声も出ない .
周りにはなにもなく 、 ただ薄暗いだけ .
_ 突如目の前に人影らしきものが現れる
顔も見えないし 、 相手の話し声が途切れ途切れになって上手く聞こえない
その人はただ、手を伸ばし握手をするのを待っていた .
待たせるのが申し訳なくなってきて 、 その人と握手を交わした瞬間
俺の世界は変わった
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ゆっくりと目を開ける
天井の電気が眩しい .
体は相変わらず動かなくて 、 声も出し方を忘れた
懐かしいような 、大好きな2人の声だけが耳を通る
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2人は後ろを向いていて俺が目覚めたことに気づいてないそうだ
気づいて貰えるように頑張って声を出す
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声はかすれていて 、音量も小さかった
けど 、それでも2人は気づいて俺の方を向いてくれた
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目を見開いて 、 こさめちゃんが持っていた花瓶を落とす
パリンッ と花瓶が割れた音がこの部屋に響く
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口を手で覆い泣きそうになりながら震えた声で言う
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静かにそうゆっくりと頷く
それと同時にこさめちゃんは大粒の涙を流した
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そう優しく最初に抱き締めてくれたすちくんも今にも泣きそうだった
久しぶりに人肌に触れた気がする
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優しく頭を撫でてそういう
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少しした後に 、 看護師さんが来て俺の目覚めを祝ってくれた
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お医者さんから言われたのは衝撃すぎて夢だと疑ったほどだった
俺はスリップした車に跳ねられたらしい
その時に 、 強く胸部を強く打たれ心臓が損傷
心臓が破けたり、大血管が損傷 、血流不足で心筋が壊死
つまり外傷性心臓破裂に近い状況だったらしい
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そんなの … 、
アニメや漫画でしか見たことがないようなことが起きていた
事故に巻き込まれるなんて思ったこともなかったし 、 心臓移植なら尚更
… 今 、俺の胸にある心臓は誰のなんやろ 、
ゆっくりと胸に手を当てる
少し鼓動は早く脈打つ音が聞こえる
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落ち込んでいる俺に 、2人は笑顔で接してくれた
入院してる俺に明日はちゃんと来る
そう伝えてくれた
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2人が出ていったあとの病室は広く 、 少し寂しさがあった
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ずっと寝ていたため 、寝付けずただベッドに横になり窓を眺める
チク タク … チク タク … と時計の針が動く音を聞いていると自然と心が落ち着く
暇だなぁ … 、
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急に後ろから顔を覗き込むように俺に話しかけてきた
思わずびっくりして口を塞ぐ
び 、 びっくりした …
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見たことがありそうでないような人だった .
赤い目に 、 茶髪で 俺とは真逆のストレ - トの髪の毛
おまけに 72 という特徴的なヘアピンをつけていた .
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後ろで腕を組み 、 にっこりと笑う
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悪い人じゃない 、 それはわかったため挨拶を交わす
何でかわかんないけど … 信用 、 できる
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少し間があったあと 、 俺の名前を聞かれる
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ベッドの近くにある椅子に座り 、 にこりと優しい笑顔で話しかけてくれる
その顔が 、大好きな人に似ていた気がした .
… 誰だろ 、 大好きな人なんていないはずなのに …
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面識もないため 、 いきなり君付けは申し訳なかったためさんで呼ぼうとする
しかし即答で却下されてしまった
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良い呼び方を探すため 、 腕を組んで頭を傾げる
… こういう時 、 すちくんならなんて呼ぶんでるだろっ 、
" みこちゃんっ.ᐟ " " こさめちゃん .ᐣ "
すちくんとの会話を思い出す
そういえばすちくんって人のことよく ちゃん付けしてる …
なつちゃん 、
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嬉しいのだろうか 、 嫌なのだろうか
" なっちゃん "と聞いてすこし驚いた顔をしている
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これ以上の呼び名は思いつかない為 、 無理やりでもこれで呼びたいという気持ちが強かった
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優しい声色で 、 優しい笑顔
つい、 そんななっちゃんから目が離れなくなってしまった
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いつの間にか眠りに落ちていたのだろうか
気付いたら空は明るくなっていた
あれ 、 なっちゃん 、.ᐣ
周りを見渡してもなっちゃんはどこにもいなかった
それどころかなっちゃんが居た痕跡も残っていなかった
疑問に思い 、 病室から出ようとするも足は動かない
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こんな自分が 、 情けない …
足を見る度 、 所々巻かれている包帯が目に入る
そんな足がなんだか気に触ってしまう
俺はみんなとはちがってしまった
こんな俺を誰も人間として扱ってくれないのではないか
そんな不安が俺の心を押し潰すように感じる
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もし 、 事故の前に戻れたら …
そう考えていたら病室のドアが開く
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わしゃわしゃ と不器用に頭を撫でるこさめちゃん
そんな姿に心配しているすちくん
なんだか前と変わらない
それが嬉しかった
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会うの久しぶりかもっ 、
大好きな両親にももうすぐ会える
そんな嬉しさにさっきまで頭の中はなっちゃんでいっぱいだったのに、今では頭の隅に追いやられていた
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みんなが帰ったあと 、 また1人になってしまった
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手を振った自分の手をただ見つめていると 、後ろからなっちゃんが声をかける
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真面目な顔をして 、 " 幽霊 " という
… ほ … ほんとに 、.ᐣ
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疑っているのがバレて肩があがる
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なんで亡くなったの .ᐣ
なんて言えるわけないよね 、
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