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あ、ごめん 読み直していいね連打してたら押しちゃった笑笑笑笑笑笑笑笑
かあ
カナウ
今日から二学期が始まる。
夏休みに比べて、 暑さは少しマシになったが、
まだこれからは、夏服の出番だ。
叶羽(かなう)は、セーラー服のえりをヒラヒラさせながら、
いつもと同じ通学路を歩いた。
カナウ
─ドンッ。
カナウ
曲がり角でぶつかってしまった相手に、叶羽はすぐに頭を下げた。
???
ぶつかった相手は、 軽くこちらに会釈をすると、
また歩いていった。
カナウ
叶羽は、その人の後ろ姿を、 じーっと見つめた。
薄萌葱色(うすもえぎいろ)の髪を、
左の上の方で結び、
足も細くて長く、スタイルもいい。
─まさに、「容姿端麗」という言葉が似合っている。
カナウ
生まれも育ちもこの町の叶羽ですら、
あんな子を見たことがなかった。
─ただ、叶羽と同じ、
錦緋(にしきび)高等学校の制服を来ている。
カナウ
ますます疑問が浮かんだが、考えていると遅刻しそうなので、
叶羽は先を急いだ。
ホノカ
カナウ
ホノカ
ホノカ
ホノカ
カナウ
カナウ
カナウ
カナウ
流石は、学年一の情報網…
彼女なら、学年全体の恋愛事情も、把握してたりして…。
コトハ
コトハ
カナウ
カナウ
コトハ
ホノカ
ホノカ
ホノカ
コトハ
コトハ
…そういうあなたも転校生では、
と、叶羽は心の中でツッコミを入れた。
琴葉も実は、
叶羽達が2年生になった、今年の初めの、
三重からの転校生なのだ。
ミナミ
ミナミ
後ろから聞きなれた声が聞こえ、
叶羽が振り向く。
カナウ
ミナミ
ミナミ
ミナミ
ミナミ
─ガラガラッ
先生
先生
ミナミ
ミナミ
ミナミ
コトハ
ホノカ
カナウ
先生
先生
先生
先生
先生
みんな
途端にざわつく教室。
みんな
みんな
カナウ
先生
先生がパンパンと手を叩く。
先生
みんながゴクリと息を飲む…
…すると、
ガラッ
教室の扉が開いた。
…一瞬の静寂のあと、
みんな
みんな
一気に賑やかさを取り戻す教室。
…いや、取り戻すどころか、
更なる盛り上がりを見せただろうか。
先生
先生
先生が、もう何度目かの注意を飛ばす。
先生
先生
先生
ヒスイ
ヒスイ
ヒスイ
カナウ
どこかで…
カナウ
カナウ
先生
先生
カナウ
カナウ
カナウ
カナウ
カナウ
ヒスイ
みんな
先生
先生
先生
先生
先生
先生
ヒスイ
カナウ
先生
カナウ
叶羽が手招きすると、
それに気づいた翡翠が、こちらへ歩いてきた。
カナウ
ヒスイ
ヒスイ
カナウ
カナウ
ヒスイ
カナウ
先生
先生
先生が去った後の教室では、
早速、翡翠の周りに人だかりが出来ていた。
みんな
みんな
みんな
みんな
みんな
みんな
ヒスイ
ヒスイ
カナウ
カナウ
みんな
みんな
ヒスイ
ヒスイ
ヒスイ
一旦、翡翠の周りが落ち着いたのを確認して、
叶羽が再び声をかけた。
カナウ
ヒスイ
カナウ
そこまで言いかけ、
カナウ
背中になにかがのしかかった。
カナウ
ホノカ
のしかかった主は帆乃香だったらしく、
「重い」と言われた帆乃香は、不服そうに頬を膨らませた。
ミナミ
ミナミ
ミナミ
コトハ
コトハ
カナウ
ヒスイ
ヒスイ
コトハ
琴葉に聞かれ、翡翠はコクンと頷いた。
コトハ
コトハ
コトハ
ヒスイ
ヒスイ
そんなこんなで談笑中、
とある話題を持ち出したのは、帆乃香だった。
ホノカ
ホノカ
ホノカ
カナウ
カナウ
…というか、
何故そんな、次から次へと話題が出てくるのだろうか…。
ホノカ
コトハ
コトハ
怖いモノ好きな琴葉が、真っ先に食いつく。
ホノカ
ホノカ
ホノカ
コトハ
コトハ
ホノカ
コトハ
コトハ
琴葉が「はいはーい!」と元気に手を上げる…
─とは逆に、
ミナミ
ミナミ
怖いモノ嫌いな心海は、ソッコーで激しく反対した。
ひたすら前のめりで、手を挙げたり飛び跳ねたりするのと、
もげるほどに激しく、横に首を振るのと…
…傍から見れば、変人奇人の集まりでしかない。
ホノカ
ホノカ
ホノカ
カナウ
コトハ
カナウ
カナウ
カナウ
ホノカ
ホノカ
ミナミ
カナウ
コトハ
コトハ
ホノカ
ホノカ
ホノカ
ヒスイ
ヒスイ
ホノカ
コトハ
ヒスイ
コトハ
ミナミ
ヒスイ
ヒスイ
ホノカ
ミナミ
ミナミ