――あいつと朝を迎えたのは、初めてだった。
高杉
(……かわいいなんて素直に言えるかよ)
布団の中で、小さく寝息を立てていた恋夏の髪には、まだ昨日のひまわりのシュシュがついていた。
指先が、無意識にその結び目へと伸びる。
高杉
(そんな言葉、口にしたら最後だ。
こっちはもう、止まんねぇよ)
こっちはもう、止まんねぇよ)
昔はただの幼馴染だった。
――それが今じゃ、
高杉
(……寝顔見てるだけで、息が詰まりそうになるなんてな)
高杉
(けど……)
あいつが俺の隣を選んだ
高杉
(……もう、手放せねぇな ケラ)
それでも――
高杉
……恋夏
「俺、お前に本気だ」
ーーいつかちゃんと伝える
言葉でも、行動でも、逃げずに全部
今だけは、隣で笑ってくれりゃ、
それでいい






