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――あいつと朝を迎えたのは、初めてだった。
高杉
布団の中で、小さく寝息を立てていた恋夏の髪には、まだ昨日のひまわりのシュシュがついていた。
指先が、無意識にその結び目へと伸びる。
高杉
昔はただの幼馴染だった。
――それが今じゃ、
高杉
高杉
あいつが俺の隣を選んだ
高杉
それでも――
高杉
「俺、お前に本気だ」
ーーいつかちゃんと伝える
言葉でも、行動でも、逃げずに全部
今だけは、隣で笑ってくれりゃ、
それでいい