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その時撮った写真がコンテストで賞を取って、

それキッカケでカメラマンのアシスタントになれたわけで。

お前に出会えてなかったら今の俺はいないし、

お前に出会えて本当に良かったと思ってる。

それは言い過ぎだよ!

いや、言い過ぎなんかじゃないよ。

お前には言ってなかったけど、

コンテストに出した写真、大きく引き伸ばして

玄関と寝室に飾ってるんだ。

その写真を見るたびに元気と癒しをもらってる。

そ、そうなんだあ。

芯がしっかりしてて、正義感が強くて、

負けず嫌いで、媚びなくて。

でも俺だけには甘えてくれるのがたまらなく好きなんだよなー

そんな風に思ってくれてたんだ?なんか恥ずかしい。

~最終話へ続く~

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