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主。
主。
主。
主。
主。
主。
以下、人物紹介ですっ!!
Ak
Pr
Tg
Kty
Mz
At
ここから本編入ります!! いちおワンク↓↓ R展開:今のところ入れる予定なし 最終的なカプ:タグ通り Prちゃんの口調:エセ関西弁 🍓👑メンバーも何人か出てきます。 カプ要素は入れていないつもりですが、 もしかしたら少し匂ったりするかもです。 こちらはnmmn作品となっております。 ご本人方とは一切関係がありません。無断転載・拡散はお控えください。 地雷さん・作品を読んでいて苦手だと思った方はブラウザバック推奨
以上が大丈夫な方のみの閲覧をお願いしますっ!!
主。
昔々あるところに、魔王を名乗るとっても強い人がいました。
彼はそのあふれんばかりの魔法の才能を使って世界の征服を 夢見ていましたが、最後の最後で勇者と呼ばれる最強の剣士に 討たれてしまいます。
彼は結局夢を叶えることはできなかったわけですが、 自分にケンカを売りに来る勇者とやらが城にやってくるまで 魔王は1人で待ちくたびれていました。
そんな彼は、暇つぶしに自分の魔法で人形を生み出し、 その人形に命と心を吹き込んで話し相手にしていたそうです。
魔王が討たれた後もその人形だけはなぜか見つかっていないんだとか、、、
まあ彼が世界征服を夢見ていたのはずっと前のお話ですし、 人形ならとっくのとうに壊れてしまっているかもしれませんね。
みなさんには、ずっと忘れられない大事な人っていますか?
Ak
Pr
Ak
オレには、何年経っても忘れられない誰よりも大事な人がいます
Pr
Ak
Pr
その子の名前はPr
オレと同じ村に住んでいた、同い年の男の子です
オレたちはとても仲がよくて、ほとんど毎日一緒に遊んでいました
Ak
Pr
Pr
Ak
Ak
Pr
Prーのすけが笑うと心がむずむずして、くすぐったい気持ちになりました
ずっと一緒に遊んでいたいと思っていました
Ak
Pr
Pr
Ak
オレにとってPrーのすけは誰よりも大事な友達で、 彼が笑っていることが自分の幸せでした
Prーのすけもいつもはあまり表情が変わらないのにオレといる時は 楽しそうに笑ってくれて、それが本当に嬉しかったのを覚えています
Ak
Pr
Prーのすけが隣にいるとき、 オレは特に面白いことがなくても笑っていました
Prーのすけはずっと自分の近くにいて当たり前で、 自分たちはいつまでも友達なんだとオレは信じて疑っていませんでした
しかし、その当たり前は唐突に奪われてしまいます
一度も忘れたことのない、忌まわしきあの日に。
あの日は本当にいつもと変わらない普通の日で、 隣にいて当たり前だったPrーのすけを失ったと知るまでは なんの変哲もないただの平日でした
Ak
Prーのすけの両親は村で小さな雑貨屋をやっていて、 オレはいつも通り店に彼を迎えに行きました
Ak
返ってこない返事にオレが何やら嫌な予感を感じていると、 買い物に来ていた村人さんがその理由を教えてくれました
Cl
Ak
Ak
Cl
Cl
Ak
Cl
Cl
Cl
Ak
なんとも言えないざわざわした気持ちが心の中に這い上がってきて、 オレは震える声でお兄さんに尋ねる
Cl
昨晩、Prくんが急に行方不明になっちゃったんだ。
Ak
何が起きたのか理解するのに、時間がかかった
Ak
Cl
Cl
お兄さんがいい人なのは、何回も話したことがあるし、 店にもお邪魔しているのでよくわかっていた
でも、Prーのすけがいなくなったという事実が受け入れられなかった
Ak
Ak
Cl
Cl
Cl
Ak
Ak
Cl
Ak
Ak
Cl
Cl
Cl
Ak
Cl
Cl
Ak
Ak
Ak
Cl
Ak
Ak
Cl
Cl
Cl
Cl
Cl
Ak
Ak
Cl
Cl
Ak
それからオレはあの日師匠がいっていたようにひたすら努力を重ねた
どんなに苦しくても剣を握り続けて、16歳の誕生日に とうとう師匠に模擬戦で勝利した
Ak
Cl
オレが振った竹刀が師匠が握っている竹刀を弾き、 その刀身が師匠の手から離れ、体勢を崩した師匠は尻餅をつく
Ak
自分の竹刀をその喉元に向ければ、 致命傷とみなされ模擬戦はオレの勝利だ
Cl
Cl
Cl
Ak
ずっと尻餅をついて見上げてきた師匠の顔が初めて下にあって、 オレはまぐれとはいえ勝利の喜びを感じていた
Ak
オレが師匠の手をとって彼が立ち上がるのを手伝いながらそう言うと、 師匠はあははっ、と笑いながら立ち上がった
Cl
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Ak
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Ak
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Ak
Ak
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Ak
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Ak
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Ak
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Ak
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Ak
こうしてオレは、誰よりも大切なPrーのすけを探すために 生まれ育った村を後にすることを決めた
Ak
Ak