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映画 青くて、楽しそうで、嬉しそうで
陽菜乃(ひなの)
陽菜乃(ひなの)
母親
父親
陽菜乃(ひなの)
私は水着になって、髪を揺らし、右足を塩水に入らせる。
その時。
陽菜乃(ひなの)
母親
陽菜乃(ひなの)
母親
母親
父親
お父さんが潜ってくるが、普段は追いつかないくらいの速さだ。
陽菜乃(ひなの)
父親
陽菜乃(ひなの)
父親
母親
陽菜乃(ひなの)
さっきから思っていたが、すごく息がしやすくなった。
陽菜乃(ひなの)
私は、重力など必要がなくなった。何も辛くなくなった。
私は、危険がないよう、祈る。
陽菜乃(ひなの)
それから1ヶ月。
陽菜乃(ひなの)
陽菜乃(ひなの)
私は、チョーカーをしていた。その中に神様がいるのだろうか、心の中が食料は必要ないと教えてあるような気がした。
陽菜乃(ひなの)
気がついたが、ここは海だ。私のチョーカーは外し忘れていて、水に濡れている。
陽菜乃(ひなの)
気がつくと、子供たちが水に浸かっている。
陽菜乃(ひなの)
愛してたんだ。
言葉が喋れるってことは、最初から愛してたからなんだ。
陽菜乃(ひなの)
陽菜乃(ひなの)
一年後
陽菜乃(ひなの)
陽菜乃(ひなの)
色々な人が水に浸かったことに気づき、魚たちが青色の中を彷徨っていく中で、私は祈る。
陽菜乃(ひなの)
よく見ると、だれかが忘れた浮き輪があった。
陽菜乃(ひなの)
ボトン
私は急いで砂浜へ向かう。
陽菜乃(ひなの)
(おじいさん)ありますよー
陽菜乃(ひなの)
私は中に入っている服を着ると、バスに急いで乗る。
陽菜乃(ひなの)
家へ帰ると
母親
父親
2人とも思いっきり抱きついている。
陽菜乃(ひなの)
〜終〜