広間
京極正宗
京極が先程の対戦を終え息を荒げて広間に到着すると、第1ラウンド終了後とはまた変わった、異様な空気に包まれていた
神聖r.
京極正宗
私に何かご用かしら?
そんな中、エレベーターで誰とも対戦せずに広間でずっと待機していた神聖ローマだけは変わらなかった
神聖r.
辺りを見渡すと、幼児退行した大男にどこか一点を見つめる仲間、震えたまま白旗を握りしめる青年がいた
京極正宗
京極正宗
再度彼らに目をやると、相変わらずそのままの様子だった
神聖r.
京極正宗
神聖r.
京極正宗
京極は少し考えた後、話した
京極正宗
神聖r.
京極正宗
京極正宗
申し訳なさそうに目を逸らすと、神聖ローマは小さい体ながらも寄り添った
神聖r.
神聖r.
神聖r.
神聖r.
そうこう話している内に再びモニターにノイズが走り、ゲームマスターが現れた
ゲームマスター
神聖r.
おかげで皆壊れちまったじゃないか
京極正宗
ゲームマスター
京極正宗
ゲームマスターはそれでも無視して続けた
ゲームマスター
ゲームマスター
見たらさっさと3階に上がれ
前回同様、モニターの端にはタイマーが付いていた
しかし今回は30秒ほど延びていた
ゲームマスター
ゲームマスター
ゲームマスター
京極と神聖ローマは一点を見つめてばかりの日向と震え続けるフェリシアーノの元へ歩こうとした
しかし、二人とも自力で立ち上がったり壁を伝ったりして、エレベーターへと歩いていった
神聖r.
京極正宗
京極正宗
イヴァンは壁にもたれかかり、すやすやと眠っている
どうしようもなく悔しい気持ちに襲われたが、タイムリミットも近づいているため、二人は仕方なく3階へと上がった
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