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13 - 『友情』か『恋』か。 後編 【リクエスト】

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2021年10月03日

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その後、すにょんあが いつ来るのか、

そして、学校に来たら まずは謝ろうと思い、

ずっと、授業も 集中できなかった。

それに、俺には、

すにょんあ以外の 友達がいない。

だから、ただ1人で 過ごすしか無かった。

結局、その日は 学校に現れず、

ただ、自分の時間だけが 過ぎていった。

- 次の日 -

次の日、俺は目の下に クマができてしまった。

すにょんあの事で、 全然眠れない日々。

考えるだけで 頭がいっぱいになり、

目を瞑っても、すにょんあの 笑顔が浮かんでくる。

俺は、倒れそうになりながら 学校へ到着した。

すると、元気が無い 俺に気づいた○○が、

速攻で近づいてくる。

○○.

おはよう、じふな・・・

○○.

・・・元気、無いの?

俯いている俺を 下から覗いてきて、

目があった瞬間、 ○○が驚く。

○○.

じふな、大丈夫・・・!?

○○.

顔青いよ・・・?

○○.

それに、クマまで
できてるし・・・

心配して、俺の顔を 触ろうとする○○に、

俺は、『大丈夫』と 言いながら手を退ける。

今は、ストレスと 寝不足で、頭が痛い。

だけど、○○にまで 心配させたら、

“ 彼氏 “ として、 俺は失敗だ。

だから、そのまま 席に着こうとする。

だけど ——

あまりにも きつかったのか、

俺は、そこで意識を 失ってしまった。

遠くの方で、○○が 心配する声が聞こえる。

やっぱり 俺って、ダメだな・・・

🍼うじ.

・・・?

俺は、咄嗟に 目を開ける。

するとそこには、 見た事のない天井があった。

驚き、隣を見ると、

○○が、目を赤く させながら泣いていた。

どういう状況かわからず、 俺は周りを見渡す。

○○.

・・・あっ、じふな!!

○○.

先生!!じふなが
起きました・・・!!

保険の先生.

あら、ほんと?

そう泣きながら 言う○○に、

先生は、 駆けつけてくる。

どうやらここは、 保健室の様だ。

保険の先生.

具合の方はどう?
じふな。

🍼うじ.

・・・別に、今は
どうも無いです。

保険の先生.

ならよかったわ。

先生は微笑み、 ○○に問いかける。

保険の先生.

あ、もう
授業始まるわよ?

○○.

え、嘘・・・!!

○○.

もうちょっとだけ、
いたいけど・・・

○○は、俺を 心配そうに見下ろす。

俺は、そんな ○○の手を握った。

🍼うじ.

大丈夫だから、
行ってこい。

🍼うじ.

もう心配
かけないから。

そう言う俺に、○○は また泣きそうになる。

でも、笑顔で 『うん』とだけ言い、

その場を 去っていった。

保健の先生も『用事あるから』 と言いながら去り、

1人、ベッドに 残される。

退屈だけど、 とりあえず寝るかと思い、

目を瞑ろうと すると ——

ガラガラガラと、 ドアが開いた。

びっくりして、 俺はドアに目をやる。

そこには ——

🍼うじ.

・・・!!??

片手をポケットに 突っ込んで立っている、

“ すにょんあ “ の 姿があった。

何日かぶりに見た あの顔に、

俺は、自分の口を 手で抑える。

すると、すにょんあが 近づいてきて、

俺のベッドの隣の 椅子に座った。

🍼うじ.

なんで、ここに・・・

泣きそうになりながら 言う俺に、

すにょんあは、 校庭を見ながら話す。

🐹ほし.

じふなが倒れたって
聞いたから、来ただけ。

ボソボソと話す すにょんあに、

俺は、上半身だけを 持ち上げる。

すると、すにょんあが 笑顔でこっちを向き、

一言だけ言った。

🐹ほし.

やっぱり俺、
” お前が好き “ ㅋㅋ

冗談混じりに 言った言葉に、

俺は、涙を流しながら 抱きついた ——

『友情』、『恋』。

どちらかを諦める事によって、 解決する2つ。

そんな中、『恋』を諦めた すにょんあは、

僕の、自慢の友達だ。

- 『友情』か『恋』か。 後編 【リクエスト】 -

- END -

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