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漆翊の英雄

第1話 - 登場人物紹介と用語解説

2024年10月26日

#一次創作

#異世界ファンタジー

#漆翊の英雄

#しつよくのえいゆう

悠

【作品のあらすじ】

人間と魔物が対立する世界。強靭な魔物に対抗するべく人間は魔法を駆使して武器に姿を変える者とそれを扱う者に分かれた。対立の中間に位置していた魔女がある時一匹のカラスを使い魔として作り出す。魔物に襲われた魔女は死に、使い魔だけがとある英雄によって命を救われた。人間でないことを隠して人の世を生きるカラスが夢を追いかける物語。

【キャラクター紹介】

【漆羽凪(うるはなぎ)】本作の主人公。人間に混じって生きる性別不詳の使い魔。魔女によって生み出されたが魔物によって執行された魔女狩りに生みの親が巻き込まれその時助けてくれた英雄に恩返しする為に人間の学校に通いだす。人間に化ける能力と、ちょっとした魔法が使える。人前ではフォンテ＝クライアという偽名を名乗って生活している。

【風桐永火(かぜきりえい)】凪の相棒武器。万人斬りと歌われた風斬獄炎丸という魔物界の家宝的な妖刀で、凪に封印を解かれてバディを組む契約をした。人間のことは長らく傍で見守ってきたがまさか人間に化けることになるとは思いってもいなかったため、深く知っていれど空気の読めない発言をして場を凍りつかせることが度々ある。人間たちにはフラムクープ＝ヴァンと名乗っている。

【シオン＝アルモニエ】凪の創造主である魔女。隠居した名だたる上級魔女であり死んだ後も凪の身体が顕現出来ているのは彼女の多大なる力のお陰である。

他キャラは話に出る度話の最後で紹介していきます。

【用語解説】

〈勇者〉武人を扱う人々の総称。〈武人〉武器に変化する能力の素質を持っている人の総称。〈フィアレトーラ〉勇者と武人の素質を持つ7〜20歳までの子供たちが住み暮らし、それ専門の学校がある英雄育成専門の都市。

〈フィリチェカノ〉 21歳以上の大人の勇者や武人、その関係者や英雄を目指す者たちが住み暮らす街。黒い噂が絶えない。〈フルール〉フィリチェカノやフィアレトーラを抱える大国。敵対する魔王軍からしょっちゅう襲撃を受けている。〈英雄〉魔王軍から国を守るこの国きっての強さを誇る勇者と武人。なる権利を得るにはフルールで五年間業績トップに立ち続けなければならない。〈王国親衛隊騎士〉英雄の所属する組織。英雄になりそびれた者、過去に英雄だった者たちで構成されている。